【彼女が中絶…】男性にできることは? 覚えておきたい6つの償い。

彼女の「中絶」。正直男性もあまり目にしたくない言葉ですよね。
しかし現実問題、この選択肢を選ばざるを得ない女性、男女のカップルは、毎日のように発生しています。

セックスの性行為時にきちんと避妊さえしていれば未然に防げることなのに、それを怠ったせいで彼女が望まない妊娠をしてしまい、本来は生まれてくる子供を祝福する場である産婦人科で、無念にも命を終わらせる処置をする……これは非常に残酷なことです。

またコンドームを装着していたからといって、100%避妊ができるわけでもありません。
しっかりと避妊の対策をしていた場合でも、相手の女性を妊娠させてしまうことはあります。

今回は、そんな彼女に望まない妊娠をさせてしまい、諸事情によって中絶を選択してもらった際に男性ができることについて、アドバイスがてらいくつか対処法をご紹介したいと思います。

男性にできること①|中絶費用は、男性側が全額負担すること。

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中絶は、彼女の母体にも精神的・肉体的な消耗をもたらす行為です。
男性側がこの負担を負うことはないだけに、せめて金銭的な負担ぐらいは全て受け持ちましょう。
それこそ借金をしてでも、中絶にかかる費用は男性が捻出すべきです。

たとえ恋人同士であっても、女性に中絶を経験させるなんてことは、男性としては正直汚点としか言いようがありません。

男性にできること②|中絶処置の当日は、彼女と一緒に病院へ付き添うこと。

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お金さえ出せば、後は彼女任せ&知らん振りという男性もいるようですが、相手に中絶を判断させた以上、他にもできることはありますよね。

中絶処置の当日は、彼女と一緒に自分も病院に出向くこと。
仮に彼女が親と一緒に行くという場合も、最低限顔ぐらいは出して付き添う意を示すのが誠意の見せ方として当然でしょう。

中絶は産まれてくるはずだった子供の命をダメにする行為なわけですから、たとえどんな事情や理由があろうと中絶の手術当日に顔を出さないでは、その責任を女性だけに押し付けることになります。

「自分も望まない妊娠で辛い…」「合わせる顔もない…」言い訳はいくらでも見つかりますが、起きてしまった現実にはまず真摯に向き合う以外、対処のしようがありません。

男性にできること③|彼女に対して、誠心誠意の謝罪をすること。

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本来なら生まれてくるはずだった人間の命を、中絶によって死なせてしまうということは、言い方は悪いですが非常に残酷なことです。
たとえ避妊には万全の注意をしていたとしても、この事実は絶対に揺るぎません。

しかしどうしても赤ちゃんを育てる意志が持てない、またお金がない場合などにおいては、流石これはもう中絶の処置もやむなしという判断になることもあるでしょう。

こういう場合は、中絶で死なせてしまった命に対しても、そして自分が妊娠をさせてしまった相手の彼女に対しても、誠心誠意謝罪すべきです。

男性にできること④|2人で相談した後は、まず相手方の両親へ謝罪すること。

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また彼女や生まれてくるはずだった命にばかり目がいき、懸命に謝罪をしても収拾がつかないケースもあります。たとえば中絶の事実が、相手方の両親の耳に入ることだって十分に考えられるでしょう。

しかしよほどの諸事情がない限り、基本的には中絶の手術をする前に彼女の両親にはきちんと会って謝罪すべき。彼女づてで事実を打ち明けるよりも、2人が一緒の時に揃って報告することを強くおすすめします。

たとえ許してもらえなくても、相手方の親族に対して義理を尽くして謝罪する姿勢を見てもらい、一通りの筋を通しておくことで、後々までの遺恨を少しでも軽減させることに繋がるはずです。

よく順番を間違ってしまい、彼女の妊娠発覚から中絶の決断までを2人でした後に、まず自分の親や友達へ相談してしまう人もいますが、基本的には彼女の両親に対しての事実報告と謝罪が先。
いくら怒られるのが怖い、そして万が一ぶん殴られようと、これを怠ったり順序を誤ってはいけません。

男性にできること⑤|中絶の処置後も、相手方へ金銭面の償いを惜しまないこと。

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彼女を妊娠・中絶させた以上、本来は今後も相手の精神的なケアをはじめ、さらなる償いの気持ちを見せるべきなのですが、言葉や態度で示す償いにはどうしても限界があるため、具体的な償いとしては金銭面での対処がベストでしょう。

結局のところ妊娠は、男女それぞれの性行為を通じて起きた事象なわけですから、彼女を妊娠させておいて後は他人事では話になりませんし、悪評はあっという間に周囲へ行きわたり、長いこと軽蔑した目で見られる可能性もあります。

どんなに頑張ろうとも、残念ながら彼女を妊娠・中絶させたという過去の事実を消し去ることはできませんが、相手に謝罪の意を示し続けること、また自分が犯した過ちを将来に渡って背負い続ける覚悟も込めて、中絶後も彼女に対しては継続的に物心両面のサポートは惜しまないでおくべきでしょう。

そして精神的なケアの根源は、やっぱりお金です。
お金を投じて少しでも相手の心を癒す気遣いを見せる。これも男性ができる彼女への償いの一環でしょう。

男性にできること⑥|周りに何を言われても、反論しないこと。

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それからこれは、彼女を中絶させてしまった男性ができるメンタル的な部分になるのですが、周りに何を言われても我慢し続けることが大切です。
誰に何を言われても、いくら罵倒されても、決して反論をしないこと。これを忘れないようにしましょう。

世間的に見れば、女性を妊娠させた挙句、中絶を決断させた男性なんてものは、たとえどんな事情があった場合も悪でしかなく、その事実は実際に道義に反しています。

ですので、どれほど誹謗中傷を言われようと、一切の反論は厳禁です。
むしろ反論するぐらいだったら、逃げたほうがまだマシ。
どう繕っても許される行為ではないのですから、批判は甘んじて受けましょう。

彼女を妊娠させてしまい、結婚の目処もないまま仕方なく中絶をさせる。
こういう事例は、誰しも一度ぐらいは自分の周りにいる友人・知人間でやらかした事実を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

しかし彼女の妊娠・中絶は決して他人事ではありません。
実際のところ、セックス時にコンドームを装着していた場合でも妊娠する可能性はあるわけですので、性行為に至る男女付き合いにおいては、正直誰の身にも降りかかる可能性があるということは、覚悟しておくべきでしょう。

その上で、万が一あなたがそういう立場になってしまった時に、彼女や彼女の両親、また職場の同僚や友人など、世間の目から上手に立ち回るための対処法として参考にしてみていただければ幸いです。

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この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。