夏のトップスに欠かせない! メンズにオススメ「白無地Tシャツ」の種類と着こなし方10選

誰でも一枚は持っている白無地のTシャツ。今回は生地、形、今年の傾向を踏まえてメンズにオススメ「白無地Tシャツ」の種類と着こなし方10選をご紹介。夏のトップスはこのTシャツが買いです!

HAREのドロップポケットカットソー

今年一番人気のTシャツの形は、肩が落ちる位のビッグシルエット! ここ20年ほどは、体にぴったりフィットしたピチピチサイズのTシャツが主流でしたが、徐々にゆったり目のアイテムが増え、今年はシルエット広めの大きいサイズのTシャツが注目されています。

基本的な着こなし方は、インナーというよりは、一枚でもサマになる仕様タイプなのですが、少し着丈の長いカラーTシャツと重ね着で合わせても、特徴的なゆったり目の着心地を損なわず身軽に着ることできます。

WEGOのスラブビッグポケットカットソー

スラブとは、糸の段階で撚り(より)がしっかりした細い部分と撚りが甘い太めの糸を織り交ぜた生地のことを指します。

このスラブの生地はデコボコした表面が特徴で、のっぺりとしがちな無地生地に表情を与えてくれます。
またスラブのような立体感のある生地は、見た目が涼しげなのはもちろん、肌に触れる部分と触れない部分で着心地も抜群。

パッと見は無地ですが、Tシャツの横に厚い部分と薄い部分でうっすらと線が見え、少しエスニックな雰囲気で、民族調のネックレスとも相性よく着こなせます。

ORCIVAL × BEAMSのビッグ ポケット Tシャツ

生地はごくごく普通のTシャツ生地ですが、首回りがボートネックと呼ばれる、主にボーダーのカットソーに使われる船底の様な形をした襟が特徴的なTシャツ。

今年のトレンドである肩が落ちる位の大きいシルエットをベースにしつつ、ボートネックの形をしたメンズのTシャツは、一捻り工夫が施されており、着てみると肩回りがすっきり着やすく、また重ね着として着ても首回りからインナーの色柄がチラ見せできてオシャレ&自由度高く着こなせます。

nano・universeのフレンチリネンPOシャツ

フレンチリネンを使用した珍しいTシャツです。 リネンの中でも柔らかく、薄く織ってあるフランス産のリネンを使用したTシャツは風通し良くシャリ感もあります。

またリネンの素材は、数ある繊維の中でも大変強度がありますので洗いざらして何年も着用し、クタっとなってもみすぼらしくならないでずっと着用出来る優れた生地。

デニムやチノパンとシンプルに着こなしてもよし、きれい目のスラックスと合わせて襟付きシャツの代わりとして、上品に着てもサマになる万能Tシャツです。

FRUIT OF THE LOOM×relume のTシャツ

Tシャツの代表格ブランド「ヘインズ」と双璧をなす、人気のフルーツオブザルームのレリューム別注の2枚パックTシャツがこちら。

洗濯を繰り返してもヘインズより首回りが伸びにくく、ジャケットのインナーに着ても綺麗にまとまります。もちろん一枚着として、シンプルにデニムと合わせてアメカジスタイルとしても着こなすのもアリ。
ファッション入門者から上級者まで抵抗なく着られる永遠の定番アイテムと言えます。

RUSSELL×ジャーナルスタンダード 18s ロングスリーブTシャツ

ラッセルは、主にスエットやパーカーから人気に火がつきましたが、実はTシャツな得意なメーカー。ヘインズやフルーツオブザルームよりも頑丈な生地を使ったTシャツが特徴です。

今回ご紹介するTシャツは、通常のTシャツに使われる生地を少し細くした18番手糸を使いサラリとした長袖のTシャツをジャーナルスタンダードが別注したアイテム。

白のスニーカーに織り目の付いたパンツと合わせて、いつものアメカジとは雰囲気を変えて上品に着こなしても良さそうです。

nano・universeのミニワッフルTシャツ

ワッフル生地とは、Tシャツの表面が食べ物のワッフルのようにデコボコした形に見えることからその名が付き、主にミリタリーウエアとして使われる素材。

そのワッフル生地の折り目を細かくしたミニワッフルにコンパクトなシルエットで作ったTシャツは、特にきれい目の着こなしと相性ピッタリ!

体のラインに沿って綺麗に作られたミニワッフル生地は、下着感を感じさせず、また伸縮性のある生地素材で動きやすさとスタイリッシュさを併せ持った優れもの。

UNITED TOKYOのビッグシルエットTシャツ

細い糸で織ったTシャツ生地に絹のようなシルケット加工を施したビッグシルエットTシャツ。シルケット加工とは、まるで絹のような光沢感を得られる加工法のこと。 このシルケット加工のおかげで、きれいな光沢感と発色が得られるため、通常の綿100%のTシャツとは一味違う雰囲気が表現出来ます。

また裾と袖の縫い目と縫い幅が割とハッキリ見える作りをしたTシャツのため、カットソーの生地やジャージー素材のパンツと合わせてスポーティな着こなし方も似合います。発色の良い生地素材のため、あえて白色以外のカラーを買い揃えても楽しく着られるTシャツです。

ADAM ET ROPE'のサーマルレイヤードTシャツ

普通のワッフル素材を使用していますが、長い着丈と丸みを帯びたラウンドカットの裾が特徴的な長袖Tシャツ。

もちろん一枚でサラリと着ても良いですし、色味のあるサマーニットやジャケットなどにインナーシャツとして裾を出す着こなし方もアリ!長い着丈が丁度よく裾から見えてパンツとアウターの着こなしに変化をつけることが出来ます。

また、オーバーサイズを選んで着用しても、袖のリブがあるため袖がダラリとせずにゆったりとしたシルエットを楽しめます。

SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCHのエクストラルーズTシャツ

肩の切り返しが無いドルマンスリーブと長めの袖が印象的な五分丈袖のTシャツです。

Tシャツ自体に少しデザイン性がありますので、着こなす際は重ね着などせず、基本的に一枚で着つつ、アクセサリーは極力控えめなものを合わせる、もしくは小物を一切使わないコーディネートに仕上げると、本来持つTシャツのデザイン性をより生かせます。

またドルマン袖が優しい雰囲気を持つため、ボトムに合わせるパンツも少しふんわり目の軽い生地と組み合わせるとすんなり収まります。

今回は、意外と単調になりがちな白無地Tシャツを生地や形の視点からご紹介しました。夏の着こなしには絶対的に欠かせないTシャツ。普段とは違ったTシャツ選び、着こなし方を楽しんでみてはいかがでしょうか。

Cover画像: wear.jp

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この記事のライター
ヨシカズ
ヨシカズ
DCブランドのコレクター。 MENDYのアンバサダーとして「ファッション」をテーマに執筆活動しています。