「この人、本当にズバズバ言うなぁ…」はっきりものを言う女性の心理と、接し方の心得4つ

「この人、本当にズバズバもの言うなぁ…」
男女平等が叫ばれて久しい昨今、年齢や立場などを気にも留めず、人に対してハッキリものを言う女性が増えています。
特に人の目を気にしがちな繊細な男性にとっては、その核心を突いた一言に心をえぐられ傷ついたり、一緒にいてハラハラする場面に出くわすこともあるかもしれません。
そこで今回は、ズバズバとはっきりものを言う女性の裏に隠された心理についてご紹介。これを読めば、きっと彼女たちの印象も変わり、少しは接しやすくなるはずです。

本人は、大して気にならないと思っているから

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まず、ズバズバとはっきりものを言う女性の大半は、本心で思っていることを口に出しているのではありません。

では嘘をついているのか? 誇張しているのか? と言われれば決してそうではなく、あくまで本人がまったく気にならないと思うことを口に出しているから、他の人の目には“はっきりものを言う人”という印象に映るだけなのです。

例えば、少し髪の毛が薄い男性に対して「ハゲ!」とズバッと言う女性がいるとします。普通、ハゲが気になる人に対して「ハゲ!」なんて言えませんよね。それはいくらズバズバものを言う女性でも同じこと。普通の神経をもつ人であれば、「これを言ったら傷つくだろうな…」と思うことを相手に対して平気で口に出したりはしないものです。

つまりは、ズバズバとはっきりものを言えてしまうということは、当の本人は大して気にしていないという証拠でもあるのです。

ウソがつけない o rウソをつくことが嫌いだから

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そして、大して気にならないということ以上に、人に対してウソをつくことが嫌いだからという理由も関係しています。

たとえば、もし自分の髪の毛が薄いなど頭髪に問題を抱えている場合、いくらあなたへの気遣いとはいえ、周りの人達に陰でコソコソ内緒話をされたらイヤですよね?
人に対してズバズバとはっきりものを言うタイプの女性は、人に隠し事をすることが大嫌いな性格。相手の人が比較的距離の近しい彼氏や友達関係であれば尚のことその傾向は強まります。

ですので、もし接する相手の女性がズバズバとはっきりものを言う人なのであれば、おそらくそれはあなたともっと距離を縮めたい好意的な意味を含んだ表現、もしくは既に相手が自分の理解者であるという認識をもっている可能性も十分に考えられるでしょう。

そうでなければ、わざわざ人が傷つく言葉など本来は言いませんし、どうでもいい相手であればテキトウにお世辞を並べておけばいいわけですから。
ズバッと言われて傷つく前に、その人からの関心が高まっているというポジティブな捉え方をすると少しは相手の印象も変わるかもしれませんね。

ズバッと指摘してしまうのは、自分のやさしさを知ってほしいから

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ズバズバとはっきりものを言う女性の中には「そのクセ直した方がいいよ」「君のそういうところ、印象良くないと思う」など、相手のダメな部分をズバッと指摘する人もいますよね。
しかしそれは、単純にあなたを傷つけるために指摘しているわけではありません。

たしかに中にはマウンティング好きで、人より優位に立ちたいがために指摘する女性も稀にいますが、たいていの場合は、それを直した方がより良い人間になれると思うからこそ指摘しているのです。

特に大人になって年齢を重ねれば重ねるほど、周りはあなたに対して誰も注意をしてくれなくなるもの。中でも内面においては、人から指摘を受けてはじめて気付くこともたくさんあります。

さらに自分の気に障ること、傷つくことをズバッと指摘されて、ついイライラしたり落ち込むこともあるでしょうが、そんな人に対して堂々と指摘をしてくれる人は本当に貴重な存在なのです。

指摘してくる女性は、たしかにちょっぴり煙たい存在かもしれませんが、“指摘をしてくる=あなたに対するやさしさの現れ”と捉え方を改め、接してみてはいかがでしょうか。

それでも、あまりにも空気が読めない人には“さりげなく”指摘してあげましょう。

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とはいえ、繊細な男性にしてみれば、ズバズバとはっきりものを言う女性の思考回路は理解不能なことでしょう。

しかし反対に、はっきりものを言う女性にしてみても、繊細な人の心理はなかなか理解できないもの。

特に鈍感な性格の女性は「こんなことくらいじゃ傷つかないでしょ」と、あくまで自分の価値観で物事を判断し口に出しているため、知らず知らずのうちに相手の人を傷つけていることもあります。

ですので、あまりにも空気が読めていない人、もしくは執拗なまでの追い打ちをかけるマウンティング気質のある女性には「そこまでハッキリ言われると傷つく人もいるんだよ」と一言アドバイスしてあげても良いでしょう。

ただし、あまり強く言いすぎと逆に反発を招きかねませんので、アドバイスをするときは“(基本的に)伝えるのは、一度きり”、そしてさりげなく諭すよう“やさしく伝える”ことに気をつけましょう。

傍からみれば不必要に人を傷つけ、また周りの人からも誤解をされやすい、ズバズバとはっきりものを言うタイプの女性。
なかなか接し方の難しい彼女たちですが、その人の印象やただ感情任せに毛嫌いするのではなく、「なぜ言ったのか?」という彼女たちの心理をきちんと理解してあげることで、少しは心を落ち着かせて冷静に対処できるのではないでしょうか。

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この記事のライター
彩香
彩香
ライター兼メディアディレクター。文化服装学院出身。 得意分野はファッションと恋愛で、男性・女性を問わず多数のメディアで執筆や編集を手がける。 趣味は「酒」と「フェス」。