【初めてのBAR】女性を華麗にエスコートする男の嗜み方

男なら、たまには女性の前でカッコつけたい日もあると思います。
レストランでの食事はクリアできそうだけど、初めてのバーってどうしたらいいの!?
そんな悩める新米ジェントルに、バーでの過ごし方をレクチャーします。

いざ!初めてのバーに入店…した後はどうすればいいの!?

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行き慣れていないお店に入るのは緊張するもの。
大衆的なお店やレストランであれば店員さんが出てきてエスコートしてくれますが、バーは一味違います。
バーカウンター越しにマスターが一人で「いらっしゃいませ」と微笑んでくれるだけ。

初めてのバーに行ったときは、「こちらへどうぞ」と案内されるまで待つか、忙しそうであれば「ここに座ってもいいですか?」とバーテンダーさんに一声かけるのがスマート。
時間帯によって、来る人が決まっていることもありますが、わざわざリザーブシートにしていないことも多々あります。

自分が座る席の隣に、既に人がいるときは「お隣失礼します」や「お隣よろしいですか?」と軽く微笑んで挨拶しましょう。
勝手に座ると、思いがけず「これから連れがくるので」と嫌な顔をされてしまうこともあるので気をつけましょう。
これから少しの間、少人数で気持ち良い時間を過ごすための第一印象は爽やかに。

女性を先に座らせる場合、隣にいる人もチェックしましょう。
バッグは置けるか、隣の人が酔い過ぎていないか、窮屈ではないか、喫煙しているかなどを確認して、心地よく過ごせそうか確認をしてみましょう。
ただ奥に座らせればOKではありませんよ。

初めてのバーで気取らないドリンクの選び方

バーにもカクテルにも慣れてない人は、率直に「バーに来るのは初めてで、カクテルにもあまり詳しくないんです」と伝えましょう。誰にも最初の瞬間はあるものなので、物怖じしなくても大丈夫。

中にはメニューリストがないバーもありますが、焦ることはありません。女性に飲み物を勧める場合も同様です。
何にするか迷ったり、注文の仕方に困ったらニュアンスで伝えるのもアリ。
「炭酸系でフルーティーで甘め」など抽象的な注文をしてもオススメのカクテルを提案してくれるので、無理をしなくて大丈夫です。

カクテルを作ってもらった後、「これはなんていうカクテルですか?」「何が入ってるんですか?」と聞いて話題を楽しみながら知識を身につけられます。もちろん美味しかったら「美味しいです」とスマイルで伝えましょう。

お店の味を知るための「とりあえず一杯」を選ぶならシンプルなハイボールやジントニックなどを選びましょう。「ハイボールなんてどこも同じ味でしょう?」なんて侮るなかれ!炭酸ガスの旨みを生かす一杯なんです。

カクテルを楽しみたいなら、ジントニック。
ジントニックやジンライムが自分好みの味だったら、他のカクテルも自分に合うバーだと言われています。

バーの基本を知らないと焦るおつまみ、フード問題

いわゆるダイニングバーなど、複数の店員やバーテンダーがいるお店であればフード系も充実している証ですが、薄暗い店内でカウンター席のみのバーではお腹を満たすためのフードはあまりないと思っていいでしょう。

バーはお酒を楽しむお店なので、お酒似合うメニューやおつまみが並びます。
お通しにピスタチオやチョコレートなどが出てくるので、それで十分ということもありますが、お酒によって、ドライフルーツやチーズなどを合わせてみるのもいですね。
もしバーのフードに「レーズンバター」があるなら是非オーダーを。少し手の込んだレーズンバターは、ウイスキーやラム酒と好相性!今では希少なフードメニューです。

ダイニングバーではない、カジュアル過ぎないバーで料理も楽しみたいならホテルのバーを選ぶとフード系も充実していますよ。

バーに行くときは、料理でお腹いっぱいになったあとの2軒目や、飲み会の待ち合わせになる0次会で「サク呑み」程度に考えておきましょう。

バーで話はしづらい?は間違い。バーだからこそ話せること

バーは「本音で会話をする」のに向いているお店です。
そもそも、二人でバーに行くということは、二人で並んで座ることでもあります。
隣り合って座るということは、心理的に好意的である証であり、近くで会話を楽しみたいと思っていたり、同じ意見を持ってることが多いものでもあります。
同僚や上司、部下、好きな人。
いつもは話せないことをじっくり話していると、お互いの本音が見えることも。

ただし、会社の愚痴や、具体的な会社名や個人名、数字を口に出すのはタブー。
狭い店内に誰がいるか分からないので、ウッカリ競合他社の人間が聞き耳を立てていたら…。
大声で話すのはもちろん、自慢話、知ったかぶりもスマートではないので控えましょう。
話が長くなりそうな重い悩み相談も避けた方が無難です。

支払いはどうする?どうやって店から出たらいいの!?

基本的に、支払いはテーブルチェック(着席したままお会計する)が一般的です。
軽く片手を挙げて「お会計お願いします」と伝えます。

料金の目安は、カクテルなら1杯1,000~1,500円が相場です。
カクテルやフルーツを使ったもの、手間のかかるものは少しお高めになります。
ウイスキーも銘柄や年代によって値段が変わるので、飲む前に確認するといいでしょう。

お店によっては席料(チャージ、サービス料)などを取るお店もあるので、ぼったくられた!などと誤解しないように気をつけて。
席料の相場は500~1,000円程度ですが、立地やお店によって様々です。

割勘せずに自分が全部支払うなら、相手がトイレに立った時に済ませてしまうのもいいですね。
二人で割勘にする時も、その場で「一人ずつ別で」など手間をとらせず、お店を出てから二人でやりとりをしましょう。
お会計を済ませたら、「ごちそうさまでした」や「ありがとうございました」と一言添えつつ退店しましょう。

バーで気をつけたいこと、デートでの使い方

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バーは敷居が高いイメージがありますが、あまり堅苦しく無表情で入るよりも、バーテンダーさんに話しかけて楽しく飲めるように過ごすのがコツです。
初めてだからと言って、無理に飲んだことのないものを探し出して注文する必要はありません。

一杯のカクテルを飲むのにかける時間は15~20分が目安。
手間暇をかけて作ったカクテルは、居酒屋のノリでガブ飲みするのではなく、一杯のお酒をゆっくり味わうのがバーの楽しみ。
入店してすぐ喉をうるおしたいなら、最初の一杯はビールにしましょう。

2杯目はウイスキーなどを頼んでみるのもジェントルな楽しみ。
一杯のウイスキーは20~30分かけて味わいましょう。

せっかくの冷たいカクテルを時間をかけてぬるくしたり、ウイスキーの味を氷水で薄まってくるほど時間をかけるのはスマートではありません。
つまり、一杯のカクテルで1時間粘るのはNG。
1時間いるなら2杯は飲むようにしましょう。
お酒に強くないなら、必ずチェイサーに水や炭酸水を挟んで、交互に飲むようにしましょう。

最低限のルールとして、バーテンダーさんがお酒を作っているときに話しかけないように。

また、女性がカクテルや料理、店内の写メを勝手に撮ろうとしたら待ったをかけて!
お店の雰囲気が壊れてしまうので、必ずお店の方の許可を得てからにしましょう。SNSにアップしたいときも、「撮った写真をアップしてもいいですか?」と一声かけるようにしましょう。
お店側がOKでも他のお客様が嫌がる場合もあるので注意したいところ。

普通のバーならカジュアルな服装でもアリですが、オーセンティックバー(伝統的な昔ながらのバー)ではカジュアル過ぎると断られるお店もあるので気をつけてくださいね。

知ったかぶりは、すぐにバレてしまうだけでなく、隣にいる女性からも「カッコ悪い」と思われてしまうだけ。オーダーするときも、ついつい「お任せで」「私のイメージに合うものを」なんて無茶ぶりをしたくなると思いますが、バーテンダーさんは初めて会う人の好みが分かるエスパーではありません。好みの味や、いつも呑んでいるお酒などを伝えたうえで、どんなお酒がオススメですか?と聞いてみましょう。
無理をしない、知ったかぶりをしないのが、バーでのスマートな過ごし方です。

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この記事のライター
峯田ルミ子
峯田ルミ子
楽しい、美しい、かわいい、おもしろい、萌えなことが大好きな興味津々者です。よろしくお願いします。