中年男性に朗報！ 筆者が出会った、可愛くてモテモテな「枯れ専女子」の生態とは？【実話】

あれは筆者が20代前半の頃で、イベントコンパニオンの仕事をしていた時。たまたま派遣された現地で出会った当時22歳くらいの容姿端麗な女子と仲良くなりました。

顔の美しさ・見た目のスタイル共に抜群なだけでなく、気さくで優しい性格。

（きっとこれまで数多くの男性から声をかけられてるんだろうな……）（スーツ着で派手な高級外車を乗り回す男性とか似合いそう……）

そんな風に思いながらも「彼氏ってどんな人なの？」と聞いてみました。

すると彼女は「50歳近いおじさんだよ！」と答えるのです。

そして筆者が「さぞダンディでイケてるおじさんなんでしょ？」と聞くと「ぜーんぜん（笑）普通にハゲかかったおじさんだよ！」とその彼女。

写真を見せてもらうと、そこに写った彼氏は、確かに小太りのやや髪の毛が寂しい普通のおじさんでした。

筆者は驚きつつも、彼女に「なんで普通のおじさんが好きなの？」と聞いてみました。すると一言「えっ、なんか可愛くない？」と返されたのです。

（カワイイ……？）当時の私は頭に疑問符が浮かんでいました。

それでも彼女は嬉しそうに彼氏とのツーショット写真を見せてきます。（まるで親子じゃん……）そんな風にも思えてきました。

彼女いわく、普段は社会人として一生懸命会社のために働いているようなおじさんが、自分の前だけで見せる素の姿にキュンとくるのだそう。
恥ずかしそうに笑顔を振りまいたり甘えてこられると、どうしようもなく愛おしく感じるんだそうです。
そして自分の父親に近い年齢のおじさんが、若者の自分にたいして必死になっている姿も、かわいくてかわいくて仕方がない、とのことでした。

（この人、ほんものの枯れ専だ…）心の中でそう思い、「昔からおじさんが好きなの？」と聞くと、彼女は「前は普通に外見重視だったかな……あっ、あとは社会人でも特別カネ持ってる人にハマったこともある（笑）」と言います。

その当時20代前半だった彼女ですが、大学生の頃からよく年上の社会人男性に声をかけられまくっていたとのこと。

同世代の男性と比べても、みんな顔もそこそこ男前で、お金に余裕があるからデート代はいつも相手持ち、そしていろいろ教えてくれて…と付き合う相手としては申し分のない人ばかりだったんだそう。
……ですが、突然そんなちょっと年上のお兄さん的存在の人たちに飽きてしまったんだとか。

「顔のいいイケメンとかハイスペの男の人って正直もう飽きちゃったんだよね。自分もいろいろ経験していくと、完璧な人よりもどこか欠けている人の方に魅力を感じるようになっちゃって…それがエスカレートしたのかも（笑）」

つまりは、今まで恋愛において何不自由なく過ごし周りからもチヤホヤされ、これまでに付き合う相手は見た目の外見やお金などのステータスに惹かれていたような女子たちが、それに飽きて新たな刺激や居場所を見つけた先にハマるのが、中年男性ということなのかもしれません。

またそれと同じく別の知り合いの枯れ専女子も、昔から同世代の男性陣を独り占めしてきたような分かりやすいモテ女でした。
見た目も完璧で人当たりもいい、とにかくモテまくってきた女子ほど、ある時を境に枯れ専女子へ変化する可能性が高いと言えるかもしれませんね。

最近では筆者の周りを見渡しても、“20代女子×40代男性”がペアとなって付き合うカップル、そして結婚へと至る人たちが確実に増えています。

これはもちろんカップル毎にいろんな事情もあるのでしょうが、考えられるひとつの理由としては、社会人になりたての20代前半ぐらいの女子は、これまで同性代の人たちとばかりつるんでいた頃に比べて、周囲の人たちの年齢もあがるため、自然と年上の男性に魅力の対象がうつるということ。
そして年上の中でも、40代や50代男性の落ち着いた雰囲気や、いつも大きな心で包んでくれる包容力に惹かれてしまうのではないでしょうか。

実際に筆者のまわりにいる20代中盤ぐらいの女子にも、40歳オーバーの彼氏を希望する人は少なくありません。
さらに枯れ専女子の特徴は、これまでにある程度の恋愛経験を重ね、それなりに男性を見てきたために、単純に見た目やスペックで人を判断しない素敵な女子が多いこと。
見た目に加えて性格もいい。そんな20代の若い女子を彼女にできる日も決して夢ではないかもしれませんね。