男が知りたい「紫外線の恐怖」とは? 紫外線を浴びた日におすすめのスキンケア対策4つ
きれいな肌を手に入れたい男性は、1年を通して紫外線対策に意識を向けることが大切です。
洗顔や化粧水など最低限のスキンケアには気をつかえていても、紫外線予防にまで手が回っていない人も多いでしょう。
そこで今回は、紫外線による肌への影響、また外出時と自宅時それぞれで心がけたい紫外線対策のやり方、さらに紫外線を浴びた日のスキンケア方法についてご紹介します。
洗顔や化粧水など最低限のスキンケアには気をつかえていても、紫外線予防にまで手が回っていない人も多いでしょう。
そこで今回は、紫外線による肌への影響、また外出時と自宅時それぞれで心がけたい紫外線対策のやり方、さらに紫外線を浴びた日のスキンケア方法についてご紹介します。
紫外線の多い時期とは?
紫外線は、おもに5月~8月の時期にかけて最も多く発生します。一般的に紫外線の量は、夏に増えやすいというイメージが強いですが、実は夏前から大量の紫外線を浴びる状況にあるのです。
また、シーズンに関係なく日差しが強い日は必然的に紫外線の量も多くなりがちです。夏以外は特に紫外線を気にしないという人もいますが、春秋冬もしっかり紫外線対策を心がけましょう。
紫外線の恐怖とは?
紫外線を浴びることで、次のようなトラブルが起こります。【1】しわ・たるみが増える
紫外線を浴びると、体内で活性酸素が発生します。活性酸素は、細胞を酸化させることで肌の老化を促すのです。また、紫外線が肌の奥深くまで到達することで、ハリ成分のコラーゲンとエラスチンを破壊したり変性させたりします。
肌のハリ成分が失われることで重力によって垂れやすくなり、しわやたるみを引き起こす可能性が高まるでしょう。
【2】肌荒れが起こりやすくなる
紫外線は、肌の表面に炎症を引き起こします。炎症が起きたところは肌のバリア機能が低下するため、少しの刺激で肌トラブルが起こりやすくなるのです。炎症が治まることで、肌のバリア機能も改善します。
しかし、日常的に紫外線を浴びていると肌の回復が追い付かず、肌トラブルが起こりやすい状態が続くでしょう。
また、肌がダメージを受けるとメラニン色素が多量に分泌されて、シミの原因になります。
【3】皮膚がんのリスクを高める
紫外線は、細胞のDNAを傷つけることで皮膚がんのリスクを高めることがわかっています。白色人種に皮膚がんの患者が多いのは、紫外線を防ぐメラニンが薄いためです。このように、紫外線は結果的に命を奪いかねないリスクもあるため、十分に対策する必要があります。
外出時におすすめの紫外線対策とは?
ここからは、紫外線の対策方法についてチェックしていきましょう。まずは、外出時の紫外線予防です。
(1)紫外線の予想チェック
外出時の紫外線対策として、まずは今日一日の天気情報だけでなく、紫外線の情報にも目を向けてみてください。最近は、朝のTV番組やネットの情報サイトでも、毎日の天気予報にくわえて紫外線予想がデータとして発表されています。また、気象庁のホームページ上では、UV(紫外線)のインデックス指標が数字ごとに紫外線の強さで色分けされているため、一目で確認できるでしょう。
(2)日焼け止めクリームを塗る
紫外線が気になる日は、必ず日焼け止めクリームを塗って外出するようにしましょう。特に紫外線の量が増えやすい5月~8月の時期は、曇りや雨の日も基本的に毎日塗ることをおすすめします。
SPFとPAの値を確認したうえで、外出先や外出時間に適したものを選びましょう。ちなみに日差しの強い5月~8月は、SPF40~50、PA+++~++++のものがおすすめです。
(3)帽子をかぶる
外出時に帽子をかぶるだけでも、だいぶ紫外線を避けられるでしょう。帽子をかぶることで、上から降りそそぐ日差しの紫外線をブロックしてくれます。かぶる帽子のタイプは、ツバがついているもので、できれば顔の表面から後ろの首元まで全体を覆うハット型がおすすめです。
(4)サングラスをかける
帽子にくわえてサングラスも、お出かけ時の紫外線予防に役立つでしょう。サングラスは、目元に浴びる紫外線をブロックしてくれます。目に紫外線が当たると、脳がメラニンの生成を促す指令を出すため、目元以外の部位までシミができやすくなるのです。
また、紫外線は直接浴びるのではなく、障害物などで乱反射して浴びる恐れもありますので、そういった想定外の紫外線を防ぐ効果も期待できるでしょう。
(5)UVカットの服を着る
帽子やサングラスなどの小物アイテム以外に、UVカット素材を使用した服を着ることでも、肌へ到達する紫外線の量を減らせます。UVカット用の服は、90%以上ガードしてくれるアイテムを選びましょう。もし自分好みのデザインがない場合は、下着だけでもUVカット用のものにすれば、それなりの効果が期待できます。
自宅時におすすめの紫外線対策とは?
外出時に続いて、ここからは自宅にいる時の紫外線対策についてチェックしていきましょう。(1)UVカットのカーテンを閉める
UVカット素材のカーテンを閉めておくことで、紫外線が部屋へ差し込むのを防げます。ただし、部屋が暗くなるので、できるだけ最終手段として考えておきましょう。(2)日が当たらない場所に椅子を置く
日が当たらない場所に椅子やソファを置いておくことで、自然と紫外線に当たらなくなります。できるだけ窓から遠いところに離して椅子を置くと良いでしょう。また、小窓からも紫外線が侵入するので注意してください。紫外線を浴びた日におすすめのスキンケア対策4つ
どれだけ頑張っても、紫外線を確実かつ完全に防ぐのは困難です。ここからは、紫外線を浴びた日におすすめのスキンケア対策についてご紹介します。
(1)十分な保湿ケアを徹底する
紫外線を受けた肌はバリア機能が低下しているため、十分に保湿ケアをしてください。化粧水で水分を、乳液やクリームで油分を補給することで、バリア機能をサポートできます。(2)身体は優しく丁寧に洗う
紫外線の影響で、バリア機能が低下している肌をナイロンタオルでゴシゴシこすると、シミやくすみの原因になります。紫外線を浴びた日は、柔らかいタオルで優しく洗うか、フォームタイプのボディーソープを使うようにしましょう。
(3)抗酸化作用のある食べ物を食べる
ビタミンCやビタミンEをはじめとした抗酸化作用のある栄養をとることで、紫外線を浴びたことによる活性酸素の肌ダメージを抑えられます。レモンやバナナ、リンゴ、ブロッコリー、ピーナッツなどの食材は積極的に食べましょう。
(4)十分に睡眠をとる
紫外線を浴びた日は、肌ダメージの修復を促すためにも、最低6時間は睡眠時間を確保するようにしてください。熟睡しているときに多く分泌される成長ホルモンには、肌の生まれ変わりを促す働きがあるからです。また、寝る前はスマホやテレビなどを見ないようにして、良質な睡眠環境を心がけましょう。
しっかり紫外線対策をしよう
男性のみなさんが意識したい紫外線対策。日光を浴びると単に肌が焼けるだけでなく、紫外線の影響で皮膚にも大きなダメージを与えます。
外出時の紫外線対策には帽子やサングラス、日焼け止めクリームを塗ること、そして帰宅後は化粧水・乳液・クリームを使った保湿対策も忘れずに実践していきましょう。