意外と悩ましい! ダウンジャケットに合うバッグの選び方と、特徴を押さえたメンズコーデの作り方

従来のカジュアルファッションだけでなく、最近ではビジカジコーデにも着る人が圧倒的に増えたダウンジャケット。
着心地が暖かく、寒い冬の時期は何かと重宝しますよね。
しかしその一方で、ダウンジャケットのモコモコとした厚みのある弾力性の特徴ゆえ、身につけるバッグ選びに苦労している人もチラホラいるようです。
そこで今回は、ボリューム感たっぷりのダウンジャケットを羽織った時に組み合わせとして最適なバッグの選び方と、ダウンジャケットの特徴を押さえたメンズコーデの作り方ついてご紹介したいと思います。

意外と悩ましい…ダウンジェットに合うバッグ選びと着こなしコーデの作り方

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ダウンジャケットって、防寒機能に優れているのでコート類の中でもひときわ暖かい反面、全体的にボリューミーで、電車やエレベーターの中などの狭い空間ではちょっと邪魔くさいなぁって思うこともありますよね。

そして、表面がツルツルと滑る素材で作られるダウンジャケットは、肩の上からショルダーバッグなどを掛けると、簡単に人の流れに持っていかれ、紐がずり落ちてきてしまってイライラすることも…。さらにダウンジャケットは、他の衣服類に比べて横の広がり(弾力性)が強いため、着こなした時にコーディネートのバランス(特に太って見えるなどの体型)が崩れてしまう等のデメリットもあります。

そんなダウンジャケットを着た時の悩みを解消するために、まずはバッグの選び方についてベストなアイテムを模索してみましょう。

ダウンジャケットに合うバッグ選び ①|手持ちトート

ダウンジャケットくらいボリューム感のあるアウターに肩掛けタイプのバッグを合わせると、持っていてかさばるような感じがあったり、紐が落ちてきそうで気になりますよね。

そんな時はやっぱり手持ちのトートバッグを合わせるのが無難な選択です。トートバッグは、基本的にずっと手に持っているものですので、電車の中では下におろしておいたり、網棚の上に置くのも楽チン。そして周りの邪魔になることもありません。

ダウンジャケットに合うバッグ選び ②|ショルダーとトートの2way

どうしても荷物が重い時は、やっぱりショルダーバッグが便利に使えてオススメです。

電車の中やエレベーターの中では手に持って、歩いているときは肩から掛けられる2wayのショルダーバッグで臨機応変に使いこなしてみましょう。

今どきのダウンジャケットは、カジュアルシーンだけでなく、ビジカジコーデにも応用できますので、着こなしのシチュエーションや荷物の量に合わせて、最適なバッグを選んでみてください。

ダウンジャケットに合うバッグ選び ③|クラッチバッグ

荷物が少ない時は、手持ち専用のクラッチバッグもオススメです。
紐などの持ち手がない分、しっかり手で持って歩く必要はありますが、ダウンジャケットとバッグのボリューム感を解消することができます。

特に男性の場合は、ポケットに入りきらないものだけをクラッチバッグの中に入れておけますので、小さいタイプや薄手のクラッチバッグでも案外十分こと足りてしまいます。

ダウンジャケットに合うバッグ選び ④|サコッシュ

どうしてもバッグを手に持ちたくないという人はサコッシュもオススメです。ダウンジャケットを着る前にサコッシュを背負ってしまうのがコツ。

このサコッシュの特徴は何と言っても薄くて小さいこと。厚手のダウンジャケットに合わせてもボリューム感が全く気になりませんし、肩に掛けておくことで防犯面も安心。海外など遠方の旅行でもきっと重宝するはずです。

また、サコッシュひとつでファッションのアクセントにもなってくれますので、バッグの色柄などデザインを変えて着こなしに変化をつけられる点も魅力のひとつです。

ダウンジャケットに合うバッグ選び ④|メッセンジャーバック

ボリューム感のあるダウンジャケットに、さらにフードが付いたタイプでは、バッグがうまく背負えずにモタモタしてしまったり、紐でフードを潰してしまうこともありますよね。

そんな時はボディバッグも悪くはありませんが、メッセンジャーバッグなら紐の途中から着け外しができますので、モタつかず、フードを潰してしまう心配もなくスマートに身につけられます。

ダウンジャケットのボリューム感・厚みが気になってバッグ選びに悩んでいる方は、この5つの中から参考に選んでみてください。


次項からは、このダウンジャケットの特徴を押さえたメンズの着こなしコーデの作り方についてご紹介していきます。

ボリューム感のあるダウンジャケットにはスリムパンツを

モコモコ感が特徴のダウンジャケットは、防寒性に優れている反面、どうしてもスタイルを良く見せるのが難しくなってしまいますよね。
そんなときはYラインを意識したコーディネートになるよう工夫してみましょう。

ダウンジャケットのボリューム感を活かし、ボトムスはスッキリとした細めのラインを作ることで簡単にYラインを作ることができます。スキニーパンツやスリムなデニムなどがいいですね。

あえてダウンジャケットのボリューム感を活かすビッグシルエット

ダウンジャケットの特徴、そのボリューム感を最大限に活かせるコーディネートがビッグシルエットです。Yラインとは対照的に、ワイドパンツを合わせて全体を大きく見せるのがダウンジャケットの上手な着こなし方。

スリムパンツに抵抗があるという男性の方は、あえてワイドパンツやサルエルパンツなどを合わせてみましょう。ちょっとルーズな感じが気取らない休日コーデにオススメです。

黒コーデが重たくなり過ぎないダウンジャケットのコーデ

定番である黒のダウンジャケットは、見た目のボリューム感に加えて色のインパクトも強いため、どうしてもコーディネート全体が重たい印象になりがちです。

ただでさえ男性の方は、冬場を全身黒コーデで固めてしまう方も少なくないですよね。
そんな時は、ボトムスの色を黒からグレー系など、少し明るい色のパンツに変えてみましょう。軽い色にすることで、見た目がスッキリと軽やかな印象に変わりますので、気になるボリューム感も解消されるはずです。

太って見えがちなヒップ丈のダウンジャケットの着こなし

ダウンジャケットといってもショート丈だけでなく、ミディアム丈、ロング丈とサイズ感の違いもさまざま。
ロング丈はおしゃれというより防寒自体が目的になっている人も多いと思いますが、お尻までのミディアム丈のダウンジャケットを着こなす場合は、前ボタンを全開にすることで全体をスッキリした印象に変えられます。

さらにインナーとして、ダウンジャケットより明るめの色、薄い色をベースに合わせることで、より全体がスッキリと仕上がります。

最近はアウトドアウェアとして着こなすダウンジャケットだけでなく、街歩き用にお洒落にデザインされたダウンジャケットも増えてきました。
厚みやボリューム感が気にならないスマートなシルエットや、スタイルが良く見えるくびれのあるダウンジャケットなどもありますので、ダウンジャケット=モコモコの印象が強い方は、是非こちらも参考に選んでみてください。

Cover画像: wear.jp

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この記事のライター
椎名 香澄
椎名 香澄
元アパレル系販売員。ジェントル系メンズファッションがお好み。素敵なスタイルをご提案していけるように頑張りマス♡