付き合い方も変わる? 子持ちのシングルマザーと恋愛するときの心得3つ

長年シングルマザーをしていると、周囲に同じような境遇の女性や、シングルマザーでもお付き合いしたいという男性によく出会います。

「シングルマザー」ということは、男性も目で見て“生殖能力がある”とはじめから認識しているので、人間の本能的にモテて当然なんだそうですよ!私に朗報!

今回は、私のこれまでの経験をもとにシングルマザーの女性と恋愛する上での心得3つをシェアしたいと思います。

心得①|シングルマザーの気持ちを理解すること

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最近気づいたことなのですが、最初のデート、もしくは2回目のデートで男性から口説かれる時に必ず言われる“定型文”があります。

「俺、自分の子どもじゃなくても育てられるから!」
もしくは
「ちゃんと子どものことも考えてるから!」

いわゆる、子どもいても大丈夫アピール。

これは本当に多くて、だから安心してセックスしようぜ!ってことだと思うんですけど、こんなこと言われても何一つ安心できません。

シングルマザーとして生きる女性の大半が、一人で立っている状態。

一人で子どもを育てられる女性。
男性が不要だと思った女性。
だと思います。

少なくとも私はそうです。
別に恋愛の先に男性の支えなんて欲してない、というのが一番の本音。

なんならもう二度と結婚したくない、という女性だって絶対いるはず。

これは既にあちこちで公言していることなのですが、そもそも私は
自分の子ども以外愛せません。

他人の子どもを育てるとか絶対無理。
無償の愛をあげられる自分の子どもだけで精一杯、それでもこんなにイライラする、毎日生きていくだけで大変! という現実を身をもって知っているからです。

それなのに、子育て経験のない独身男性に「自分の子供じゃなくても育てられるから!」とか、嘘つかれても……。

仮に本当の気持ちだったとしても、初回からはかなり重いです。

個人的には、シングルマザーの女性と恋愛する上では
絶対に軽々しく口に出すべき言葉ではないNGワード、と思っているので
口説くにしても発言には十分お気をつけください。

過去に言ってしまったことのあるアナタ、
「あ、こいつテンプレ男だ」って思われてるかもしれませんよ。

心得②|シングルマザーには門限がある

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「シングルマザー」というのは、その名の通り、子育てを一人でしているお母さんのこと。

夜に気軽に呼び出すの、やめてくれません?

デートしよう!からのファーストアクションが「夜指定」だと、もの凄くテンションが下がります。

私にネグレクトしろというのか?
子連れで来いというのか?
そこに想像力が及ばないのか?

どういうつもりなのか知らないけれど、すごく腹が立ちます。

シングルマザーの女性とデートの約束をする時は
子どもがいないお昼の時間を狙うとか、子連れ人でも行ける常識的な時間かつ常識的な場所の指定をお願いいたします。

そしてシングルマザーには“門限”もあります。
門限までに必ず家に帰してください。
子どもが待っているんです。

心得③|子ども大好き 等と嘘はつかないこと

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先ほどの口説き文句と若干似るところもあるのですが、これはもっと二人の関係が深くなってからのお話。

お付き合いが半年ほど続いたある日、
「子ども大好きだよ!」と豪語していた彼に、はじめて私の子どもを合わせた時に妙な違和感を覚えました。

“対応”、“話し方”……もうありとあらゆるところから伝わってくる
「子どもを一人の人間として扱っていない感」。

泣いたらお手上げ、悪いことをしたらお手上げ。

どんな些細な場面でも私を呼びつけるのです。
一緒にご飯を食べていても、一緒に遊んでいても。

実のママである私を通さないと、子どもとコミュニケーションすら取れないんですか?
この子まだ小さいけど人間なんですよ?どんなことでも言葉で伝えればわかりますけど?人の子バカにしないでもらえますか?

……と異常に腹が立った記憶があります。

あぁ、この男は、“エセ子ども好き”の人だったんだな。
と思った瞬間です。

本当はそこまで子どものことが好きじゃない、子どもとの接し方がわからないのなら、無理に合わせる必要はありません。

シングルマザーである私に対する気遣い、もしくは必死にアピールしているつもりなのか、
真意は知る由もありませんが、嘘をつかれる方が確実に傷つきます。

無理に合わせて後々ボロがでれば、
せっかく上手くいきかけた恋だってすぐに冷めるしね。

以上、シングルマザーの私が思う、シングルマザーの女性と恋愛する上での心得3つご紹介しました。

ただ、男性は“言わないとわからない”ということも良くあるので、私もきちんと伝えてあげたらよかったなぁと、最近は思うようになりました。

子持ちであるシングルマザーとの恋は、きっと大変なことも多いとは思いますが、お互いに少しずつ関係のすり合わせをして、全員が幸せになれる環境で恋愛できますことを心よりお祈りしております!

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この記事のライター
中村 瑠衣
中村 瑠衣
フリー編集/ライター/シナリオライター バツ3。自分の子どもしか愛せない。