男の「汗じみ対策」とは? 衣服の黄ばみ汚れを落とす方法&汗の抑制におすすめの対策グッズ5つ!

気温が高く、ジメジメと湿気の多い夏の日は、ただ普通に過ごしているだけでも汗をかきやすいもの。そんな汗をかきやすい夏に気をつけたいのが、主に衣服類の襟や脇・袖につく「汗じみ」です。
普段から自分の身だしなみに気をつかっている男性の中には、汗じみによる黄ばみの対処に悩んでいる人もいるでしょう。

そこで今回は、汗じみの正体や原因をはじめ、汗じみによる黄ばみ汚れを落とす方法、また汗じみの予防・対策におすすめのグッズをいくつかご紹介したいと思います。

汗じみの正体は?

汗じみの正体は?汗じみとは、汗の水分が蒸発して残ったアンモニアやタンパク質などによって、黄色に変色したものを言います。
特に汗をかきやすい夏は、自分でも気づかないうちに洋服の一部分が黄色く変色してしまう場合もあるでしょう。
そして、黄ばんだ洋服を周囲に見つかれば、不潔で汚らしい印象から距離を置かれたり、変な噂が広まったりする可能性もあるかもしれません。

汗じみの原因は?

汗じみの原因は?汗じみの原因は、汗をかく行為そのものですが、ほとんどの場合「皮脂汚れ」によるものです。
Tシャツやワイシャツなど、身につけている衣服類に肌が密着し、その際にしみ込んだ皮脂を毎回の洗濯でしっかり落としきれず、汚れが蓄積されていくうちに徐々に黄色っぽい色へと変化していくのです。

汗じみによる黄ばみは、どう対処する?

汗じみによる黄ばみは、どう対処する?襟や脇・袖など衣服類についた汗じみは、ガンコ汚れのため洗濯してもなかなか落としきれず、クリーニングに出すのも面倒で「捨てよう」という判断をする人もいます。
ここからは、クリーニングに出す前や捨てる前に試したい、汗じみによる黄ばみ汚れをきれいに落とす対処法をご紹介します。

【1】塩素系漂白剤をぬりこんで洗濯する

まずは、塩素系漂白剤を汗じみによる黄ばみ汚れが気になる箇所に直接ぬりこんで洗濯する方法です。
皮脂は酸性の汚れのため、原理通りに行えばアルカリ性の塩素系漂白剤で落とせます。
もし、塩素系漂白剤を使って洗濯しても黄ばみが落ちない場合は、ぬるま湯に塩素系漂白剤を入れたものにしばらく浸け置きしてから洗濯してみましょう。

【2】熱湯で煮る

塩素系漂白剤をぬりこんでの洗濯や浸け置きでも落ちない場合は、熱湯で煮てみましょう。
皮脂汚れは熱に弱いため、熱湯で煮ることによって汗じみが落ちる可能性があります。
やり方は、鍋に入れた水を沸騰させ、沸騰したらそこに塩素系漂白剤を入れ10分~15分ほど浸します。汚れの落ち具合を確認しながら行いましょう。

汗じみの予防&対策におすすめのグッズ5つ

汗じみによる衣服類の黄ばみ汚れは、対処に手間がかかったり、最悪落ちなかったりしますので、そもそも汗じみにならないように対策の工夫を施したいもの。
ここからは、汗じみの予防におすすめのグッズを紹介していきます。

1.背中の汗じみ予防に「汗取りシャツ」

背中の汗じみ予防に「汗取りシャツ」www.amazon.co.jp背中の汗じみは、ある意味一番目立つ部位です。
黄ばんだシャツを着て、電車や街中など人に見られるシチュエーションは避けたいところ。
この「汗取りシャツ」は、いつも着ている下着の中に肌着として身につけるだけの簡単予防グッズ。
シャツが汗で湿ってきたら、襟や腰から手を入れてスルっと抜き取るだけなので、わざわざ着替える必要がありません。
 

2.脇の汗じみ予防に「汗取りパッド」

脇の汗じみ予防に「汗取りパッド」www.amazon.co.jp猛暑の夏は、気がつくと脇の下に大きな汗じみができていていることも…。白いシャツならまだしも、色の濃いシャツを着ていると余計に目立ってしまいます。
そんな脇汗対策におすすめのグッズが、この「汗取りパッド」。
下着にペタッと貼るだけの粘着タイプなら、外出先でもサッと取り替えることができるのでとても便利に使えます。
大量に汗をかく人は、こまめに取り替えるようにしましょう。
 

3.全身をくまなく冷やせる「制汗スプレー」

全身をくまなく冷やせる「制汗スプレー」www.amazon.co.jpこもった熱で汗をかきやすい夏場は、全身をくまなく冷やせる「制汗スプレー」が大活躍します。
職場のトイレや外出中の屋外など、汗が気になるときにシューっとかければ、汗の抑制につながるでしょう。
サイズや重量も手軽で、バッグの中に忍ばせておけば便利に使えますよ。
 

4.汗じみが気になる部位に「ベビーパウダー」

汗じみが気になる部位に「ベビーパウダー」www.amazon.co.jpあらかじめ、汗じみが気になる箇所に「ベビーパウダー」を塗り込んでおくことで、肌と密着する衣服類に汗がつくのを防いでくれます。
こまめに塗り直せば、より一層の高い効果が期待できるでしょう。
ただし、汗をかきやすい身体の部位に直接ベビーパウダーを塗っても効果は期待できませんので気をつけてください。
ベビーパウダーは肌にやさしいため、肌が荒れやすい人も安心して使えるでしょう。
 

5.汗と毛のからまりをなくす「ワックス脱毛シート」

汗と毛のからまりをなくす「ワックス脱毛シート」www.amazon.co.jp汗じみの元である汗を抑制するためには、余分な毛を取り除く方法がおすすめ。汗が毛にからむと蒸れやすくなり、結果的に汗が出やすくなってしまうからです。
こちらの「ワックス脱毛シート」で、こまめに除毛することで汗が毛にからまなくなるでしょう。余計な汗を増やさないためにも、ワックス脱毛シートでムダ毛を処理しておくことが大切です。
ただし、ワックス脱毛シートは肌への刺激が強いため、処理後に化粧水や乳液などによる保湿ケアを徹底してください。
 

そもそも、汗じみを防ぐにはどうすればいい?

汗じみを防ぐ方法ここからは、汗を抑制したり汗じみを防いだりするためのコツをご紹介します。

(1)ワキ毛の処理をする

脇の汗じみを防ぐには、ある程度ワキ毛の量を調整しておくと良いでしょう。
全てのワキ毛を剃る必要はありませんが、適度にカットして量を減らしておくことが大切です。ワキ毛の量が多いと、汗で蒸れやすくその分汗じみに繋がりやすくなるからです。

(2)食生活を見直す

汗かきの体質改善には、普段の食生活で脂っこい食べ物を控えることも大切です。
特に日ごろから外食やデリバリー・コンビニ飯に頼りがちな人は、ただでさえ栄養バランスが偏る傾向にありますので、意識的に野菜の摂取量を増やすなど食生活の見直しに目を向けてみましょう。

(3)入浴時にその日の汗をしっかり落とす

その日の汗をその日のうちに洗い流すことで、翌日に皮脂汚れを持ち越さずに済みます。
お風呂でしっかり洗えていない場合、新しい服に皮脂汚れがついて汗じみになりやすくなるでしょう。脇や首の後ろなど、汗じみになりやすいところを重点的に洗うようにしてください。

(4)洗濯物をためこまない

着ていた衣服類をそのまま放置にすると、汗の水分が蒸発しアンモニアやタンパク質による汗じみができるようになります。
また、皮脂も酸化して頑固な黄ばみ汚れになるため、できるだけ洗濯物は長期間ためこまず早めに洗濯するようにしましょう。

(5)クリニックで治療を受ける

汗の量を減らしたり汗をかかなくしたりする治療を受けることで、汗じみの悩みが解消される可能性があります。
施術には痛みをともなううえに費用もかかるため、汗じみのほかに多汗症やワキガなどの症状に悩んでいる場合に検討してみてください。

汗じみをなくそう

見た目にも汚らしく不潔な印象を与える、汗じみ。
汗じみの原因を理解したうえで、正しい対処法を心がけましょう。
また、汗じみによる衣服類の黄ばみに悩む方は、今回ご紹介した汚れの落とし方を参考にしてみてください。

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この記事のライター
峯田ルミ子
峯田ルミ子
楽しい、美しい、かわいい、おもしろい、萌えなことが大好きな興味津々者です。よろしくお願いします。