合コン、婚活、飲み会…出会いの場でモテたいおじさんは、この3つの「会話テク」を学ぶべし!

合コンや婚活パーティなど出会いのシーンで、気になる女性に声をかける時、あなたは自分の主張ばかりを連発して話したりしてはいませんか?
いくら自己アピールの場とはいえ、一方通行の会話のやり取りでは、どれだけ巧みに話を展開しても、相手の女性の心を掴むことはできず結果モテません。
また見た目や年齢も、その場限りのお付き合い“短期目線”でみれば、多少有利に働きますが、深く長く関係性を築きたい相手を探す場では、間違いなく『会話』がもっとも効率的といえるでしょう。
そして会話のテクニックを磨くにあたり、カウンセリング及び女性心理の視点を踏まえて考えると「話の聞き方」「質問の仕方」「経験のアピール方法」この3つが本人の魅力を伝える上で重要性を発揮します。
今回は、モテたいおじさんこそ身につけるべき、無敵の合コンテク・会話術をご紹介します。

会話テク その①|女性の話を聞くべし

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相手が話す言葉に耳を傾け、しっかり聴くことを「傾聴」と言います。
数だけで言えば、これまでの人生で相当数の人と対話を重ねてきたおじさんであれば、比較的落ち着いた心持ちで相手の女性が話す言葉に耳を傾けることができるはずです。
女性という生き物は基本的に話し好き。話を聞いてもらうことで機嫌は良くなりますが、反対に話を聞かない(頻度や態度を含む)と急に怒りだすこともままあります。
合コンの場で相手の心を掴むには、この心理を利用しましょう。

人は誰かに話を聞いてもらうことで、心の浄化作用(カタルシス)が働き、心の中のストレスを吐き出す効果を得られます。特に合コンなどは、緊張する場面も多いため、話を聞いてあげることで相手の緊張を和らげる作用が働き、結果女性は安心し喜ばれるのです。

また基本的に人間は、他人から認められたいという「承認欲求」を少なからず心の中に抱えているもの。自分の話に耳を傾けてくれるということは、相手が自分に対して興味を示し、認めていることになるわけですから、承認欲求を満たしてくれるその人に好意を抱き、人間関係(ラポール)が親密になることは、言わば当たり前、自然な流れなのです。

これは心理学的な側面からのアプローチ方法ですが、脳機能的な側面としては、女性が話をすると、人間関係をスムーズにする“オキシトシン”という脳内ホルモンで脳の中が満たされます。そして話を聞くことに徹した結果、女性の気分が安定し、お互いに好意的な関係性が築きやすくなるというわけです。

このテクニックを実践の場で使う際は、「はい」「うん」などのあいの手をいれたり、相槌を打るなど、簡単な方法で構いません。また、相手の目を見ながら話を聞いてください。相手はあなたが自分の話を真剣に聞いてくれていると感じ、どんどん話の展開を広げてくれることでしょう。周りをキョロキョロしたり、スマホをいじりながらの会話は絶対にNGです。

会話テク その②|質問は沢山すべし

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また良い事・悪い事も含め、それなりに人生経験を積んできたおじさんであれば、その知識をフル活用するという手も使えます。これが合コンなど出会いの場で使える会話のテクニック2つ目「質問」です。

ハーバード大学の調査では、「婚活パーティ」に参加した110人分の会話データから、皆がどんな会話をしているのか、どういう話をすれば、相手から好意的な印象をもたれるのかについて調査したところ、自分の話を聞かせる人に比べ、自分の方から相手に質問を投げかける人の方が、格段に好印象へとつながる結果が得られたとのこと。
そして、その出会いの場に適した質問方法が「フォローアップクエスチョン」という手法なのだそう。フォローアップクエスチョンとは、相手の話をどんどん広げて行く会話のテクニックです。

●フォローアップクエスチョンの使い方
あなた「どこに住んでいるの?」
彼女「○○よ」
あなた「へー、僕もよく○○には行ったことがあるよ。○○には○○の美味しい店があるよね。○○さんは、食事は何が好き?」
彼女「私はね、○○かな」
あなた「いいね、僕も○○は大好き。今度食べに行こうよ」
彼女「いいですよ」

また違う展開もあります。例えば
あなた「どこに住んでいるの?」
彼女「○○よ」
あなた「へー、僕は○○なんだ、近くだね。駅の北口?南口?」
彼女「南口の方」
という具合に、一つの質問をきっかけにどんどん話が膨らんでいきます。

フォローアップクエスチョンは、“傾聴の頷き”や“合いの手”のように「あなたの言うことを聴いていますよ」というサインです。フォローアップクエスチョンの手法を用いることで、相手の女性は自分の言葉をしっかり聞いてくれているという安心感が得られ嬉しくなるのです。
そして当然ながら人は、自分に興味を示し、評価してくれる相手に対して好意を抱きます。質問を沢山するという行為は、話を聞いている、また興味がある意思を相手に伝え、結果的に好印象を得ることに役立つのです。

会話テク その③|収入の匂いを漂わせるべし

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基本的に女性は、恋愛対象の相手である男性に対しては「収入の安定」を求めます。それは、女性の果たしてきた役割が関係しているからです。

哺乳類のメスは母乳を与えて子供を育成していかなければなりません。育児の期間中は、狩猟もできないため、自分とその子供を支援してくれる相手が必要となります。この支援をしてくれる相手とは、当然その子の父親ということになりますので、メスは育児に関するハンディキャップを補うことをその子の父親に求めざるを得ないということになります。

これは人間も同じ。女性は経済的な支援を求めることから「計算高く、現実的」な思考に至りやすいのです。

社会人としての年月をある程度重ねた中年のおじさんであれば、当然会社の中で役職に就いていたり、学生に比べれば、貯金の額もそれなりに保有している方も多い事でしょう。この会社の知名度や肩書きなど収入を匂わせるものこそが女性にとっては魅力に映るのです。

持ち歩きの鞄の中にはボールペンやノートを忍ばせるのではなく、万年筆や自前の手帳を入れておくこと、また食事の場所としては居酒屋ではなくレストランを予約しておくことで、さりげなく収入の匂いを漂わせ、自然な形で相手の気を惹くことできるのです。
これを、たとえば学生や社会人になりたての男性が実践しても、「ただ無理をしているだけ」と思われてしまい、なかなか魅力に繋げることは難しいのですが、見た目や振る舞いに落ち着きのあるおじさんだからこそ使えるテクニックなのです。

今回は、モテたいおじさんこそ身につけるべき、出会いの場に使える会話術3つをご紹介しました。

①:話の聞き方=話を傾聴すること
②:質問の仕方=フォローアップクエスチョンすること
③:経験のアピール方法=肩書きなどで収入の魅力を伝えること

この3つのテクニックを磨けば、見た目や年齢などのハンディキャップも気にならない恋愛を楽しめることでしょう。

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この記事のライター
村田 芳実
村田 芳実
心理士の村田です。 認定心理士として、おもにビジネス・モチベーション・メンタル・恋愛・摂食障害など、誰でも使える心理学の記事を執筆しています。 人間の心は不思議でいっぱい。男性の皆さんが恋愛や仕事に活用できる心理をご紹介していきたいと思います。