料理苦手な男子でも作れるシンプルなチャレンジレシピ

最近、料理ができる男性増えましたよね。
俳優さんやアイドルまで、男子がごはんを作る姿は女性から見ても3割増しでカッコよく見えるもの♡
今回は、料理苦手な男子でも「これならできるかも!」と、思わずチャレンジしたくなるシンプルレシピをご紹介します。

料理が出来る男子が増えている!

「男子厨房に入らず!」なんて時代は終わりました。
時代の流れで最近は男性も料理をすることが当たり前になってきており、女性が結婚相手や彼氏に選ぶ条件にも「料理ができること」を望む人が増えています。
男性がキッチンに立つ姿は、頼れる男の姿を垣間見ることができるのでカッコいいんですよね♪

料理することのメリットとしては「経済的」「精神的」な面も大きいんです。

例えば一人暮らしをしている場合、自炊して炊いたご飯を小分けしておかずと共に冷凍しておけば食費と光熱費を節約することが出来ます。
また、料理をすることは日々のストレスの発散効果にも繋がるんです。
こだわりの強い男性の場合、料理に慣れてくると、味つけや調理器具、材料など工夫の幅があり、アレンジのし甲斐があるのでハマる男性も多いとか。

まずは簡単なレシピからチャレンジして苦手意識のハードルを下げていきましょう♪

男料理の基本「チャーハン」

男料理の定番といえば、やっぱりチャーハンですよね。
フライパンを振っているとダイナミックな雰囲気もあって「料理してる!」という感じもありますよね。
あまり料理をしたことがない人はフライ返しを使って作りましょう。
まずは、料理の基本である「塩胡椒“少々”ってどれくらい?」を知るためにも良い料理です。
失敗しにくいコツを一緒にご紹介します。

【材料(一人分)】
●ご飯…ご飯茶碗1杯分
●卵…1個
●ハム(またはベーコン)…1枚
●胡麻油…小さじ1
●塩、胡椒、醤油…少々

【簡単レシピ】
手順①:ご飯と卵を混ぜて、卵かけご飯を作っておきます。ハムやベーコンは1cm角に切ります。
手順②:フライパンを温めて、1滴水滴を垂らしてすぐに蒸発したら準備はOK。胡麻油を入れてフライパン全体に滑らせます。
手順③:火力を中火にして、ご飯とハムを一緒に入れてご飯をほぐすように炒めます。フライ返しやしゃもじなどを使って、底からすくって混ぜ合わせるように手を動かします。
手順④:ご飯にハムが混ざったぐらいのところで調味料類を全て入れて、全体にムラなく色がついてご飯がパラパラになるまで炒め合わせたら完成です。

<コツ>
◎「少々」は小さじでも測れないくらい少ない量なので、塩は親指と人差し指、中指でつまみながら入れていきます。
◎胡椒は1振りから味をみていきましょう。
◎醤油の量は、「お豆腐にかける量」をイメージするといいかもしれません。
◎火力は慣れてきたら強火で一気に炒めましょう。
◎炒めている間は無理をしてフライパンを振らなくても大丈夫です。中火でフライ返しを使ってゆっくり作りましょう。

チャーハンができたら簡単「野菜炒め」

チャーハン同様、男料理代表の「野菜炒め」です。
料理をするようになると、「冷蔵庫の中で少量の野菜類が余る」という現象が起きるので、冷蔵庫の野菜をきるという目的でも活躍するレシピです。
最近はスーパーで野菜炒め用のカット野菜があるので便利ですが、包丁を使う練習にもなるので、覚えておいて損はありません。

【材料(一人分)】
●キャベツ…1~2枚(大きな葉なら1枚)
●ピーマン…1個
●人参…20g(人参を1/3本にして細い方を使う)
●玉ねぎ…30g(1/4個目安)
●豚肉…75g(バラ肉ならスライス3枚分くらい)
●ウスターソース…大さじ2
●サラダ油…大さじ1

【簡単レシピ】
手順①:野菜を洗って、ピーマンはヘタの部分を切って種を指やスプーンで取り除きます。
手順②:キャベツとピーマン、豚肉は一口大の大きさに切り、人参は短冊切り、玉ねぎは1cm幅にスライスします。
手順③:火力を中火にして、豚肉を炒め、全体の色が変わったら野菜とウスターソースを回し入れて、野菜がしんなりするまで炒めたら完成です。

<コツ>
◎ピーマンの種をあらかじめ抜き取っておくと後始末が楽になります。種が取りにくい場合は水で洗い出してしまいましょう。
◎肉を最後に切ると、まな板の汚れが気になりません。
◎野菜のほかに、エノキやしめじなどの「きのこ類」を入れたり、豚バラ肉ではなく「ひき肉」を使ってアレンジしてみましょう。

思ったよりできそうだぞ!「豚肉の生姜焼き」

豚肉の生姜焼きは、意外と簡単に美味しく作ることが出来ます。
アレンジ次第では女性も思わず頷く美味しさ!と、その前に、まずは基本を抑えましょう。
一般的に、お肉のg数は一人当たり約100gで計算されていますが、少し多めに作ったほうが大満足!
もし残ってしまっても、お弁当にすれば節約になります。

【材料(一人分)】
●豚ロース肉…150g(通常は100g)
●おろし生姜(チューブ)…2cm
●砂糖・醤油・酒・みりん…各大さじ1

【簡単レシピ】
手順①:生姜を含む調味料類は全部混ぜ合わせておきます。
手順②:フライパンで色が変わるまで肉を焼き、調味料類を全て入れて水分がなくなって全体にタレが絡まったら完成です。

<コツ>
◎お肉を柔らかくしたい場合は、肉にあらかじめ小麦粉を全体に薄くまぶしておきます。
◎調味料類とお肉をビニール袋に入れて味がなじむまで漬けておく方法もあります。
◎スライスした玉ねぎ(1/4~1/2個分)を一緒に炒めてもOK。
◎一度作って味が薄い、または濃く感じたら全体の分量を調整してみてください。基本比率は1:1:1:1です。

意外と奥深い…!「カレーライス」

男性が作るカレーもオススメです。女性が作るカレーと違い、男性のこだわりが存分に発揮できる料理ではないでしょうか。
基本的な作り方はカレールーのパッケージ裏のレシピを見た方が正確ですが、基本工程は覚えておきましょう。

【材料(4~5皿分)】
●カレールー…1/2箱
●肉…200g
●玉ねぎ…大1個
●人参…小1本
●じゃがいも…中1個
●サラダ油…大さじ1
●水…700ml

【簡単レシピ】
手順①:玉ねぎ、人参、じゃがいもは皮をむいて一口サイズの乱切りにします。肉も必要であれば一口サイズにカットします。
手順②:中火でカレーを作れるサイズの鍋に油を熱し、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒めたら、お肉を入れて肉の色が変わるまで炒めます。肉の色が変わったら残りの野菜を全部入れて全体に油が回るまで炒めます。(5~10分)
手順③:水を入れたら鍋に蓋をして強火、沸騰したら弱火にして浮いてきたアクを取り除いたら、蓋を少しずらして野菜に火が通るまで弱火から中火で20分程煮込みます。吹きこぼれには注意してください。
手順④:野菜に火が通ったら一度火を止めてルーを入れ、お玉でよく溶かし、全部溶けきったら再び弱火にかけて5分煮込み、全体にとろみがついたら完成です。

<コツ>
◎カレー用の角切り肉を使うと便利です。お好みのお肉でどうぞ。
◎アク取りは、カスのようなものが浮いてくるのをお玉で取り除く作業です。
◎火を止めずにカレールーを入れると完全に溶けきらずに塊が残ってしまうことがあります。

もっとおしゃれなのない?「トマトパスタ」

男料理とはいえ、やっぱりオシャレなものも作りたいですよね!
形から入りたい人にもオススメのパスタからはじめましょう。トマトソースなら写真映えもしますよ♪

【材料(一人分)】
●パスタ…1人前(100g)
●トマト…1個
●ツナ缶…1個
●オリーブオイル…大さじ2
●ニンニク…1カケ
●鷹の爪…1本
●塩…適量

【簡単レシピ】
手順①:パスタを時間通りに茹ではじめます。(想定7~8分)
手順②:ニンニクをラップやビニールに包んでコップの底などで叩いて潰し、フライパンにオリーブオイルと鷹の爪、ニンニクを一緒に入れてから火をつけます。(中火)
手順③:ニンニクの香りがしてきたら、一旦火を止め、鷹の爪とニンニクだけ取り除き、トマトを丸ごと握りつぶしながらフライパンに入れます。
手順④:再びフライパンを中火にかけたらトマトをフライ返しなどを使って潰して、汁気を切ったツナ缶を入れて混ぜ合わせたら、一度味をみます。薄ければ塩を少々足して調整し、味が決まったら茹であがったパスタと絡めて完成です。

<コツ>
◎ニンニクを買いたくない場合は、にんにくチップ(乾燥させたニンニク)もあるので代用してもOKです。お好みで5~10枚使ってください。
◎作業途中でパスタが茹であがってしまったら、一度作業を中断してパスタをザルにあけて水切りをし、オリーブオイルを少し絡めておきましょう。(オイルでパスタ同士がくっつくのを防ぎます)

男も食べたい時がある「オムライス」

みんなの前ではクールに見せていても、たまに食べたくなるお子様味。
こっそり自分で食べるためにケチャップライスで作ってみませんか?

【材料(一人分)】
●ご飯…ご飯茶碗1杯分
●冷凍ミックスベジタブル…軽く1掴み
●ケチャップ…適量
●塩胡椒…少々
●卵…1個
●サラダ油…大さじ1ずつ

【簡単レシピ】
手順①:フライパンを中火にかけて、大さじ1杯の油をひいてミックスベジタブルを入れ、解凍しながら炒めます。
手順②:解凍した頃を見計らってご飯を入れて塩胡椒をふり、ご飯がほぐれたらケチャップを1~2周お好みで回しかけて、全体に色がつくまで炒めます。
手順③:ケチャプライスをお皿に盛ったら、キッチンペーパーやティッシュでフライパンの汚れを取るか、一度綺麗に洗って再びフライパンを温めてから大さじ1杯の油をひいてください。
手順④:卵を溶いて熱したフライパンに丸く薄くなるように卵を流し入れて、お好み固さになるまで焼きます。全体に火を通したい場合は火を弱火にして一度蓋をしましょう。
手順⑤:フライパンから卵をスライドさせるように上から乗せるか、一気に裏返します。無理そうであればフライ返しを使ってゆっくりフライパンから滑らせてケチャップライスの上に乗せれば完成です。

<コツ>
◎ウインナーやベーコン、ハムを入れてもいいですね。ウインナーなら薄切り、ベーコンなら細切りでもいいでしょう。ハムはチャーハン同様1cm角にするのがベター。
◎サラダ油の代わりにオリーブオイルを使ってもOKです。
◎慣れてきたらチキンライスにしたりコンソメを入れてアレンジしてみましょう。

俺すごいかも!「フレンチトースト」

「フレンチトーストって難しそうじゃない!?」「一晩寝かせるとか無理…」なんて心配は無用☆
中までしっかり染み込む時短レシピです。
食パン以外の材料は冷蔵庫にあるかもしれません。むしろ牛乳と砂糖、バターさえあれば大丈夫なんです。
優雅なメンズのブレックファストにフレンチトーストはいかが?

【材料(一人分)】
●食パン(6枚切り)…1枚
●牛乳…100cc
●卵…1個
●砂糖…大さじ2
●バター…1カケ(10g程度)

【簡単レシピ】
手順①:ボウルに牛乳、卵、砂糖を全部入れて混ぜ合わせます。
手順②:パンが卵液に全部浸る程度の深いお皿に入れて電子レンジで30秒、裏返して30秒、様子を見ながら2分程加熱します。
手順③:弱めの中火にかけたフライパンにバターを落として、パンを両面焼いてきます。焦げやすいので裏返しながら、好みの焼き加減になるまで両面じっくり焼けば完成です。

<コツ>
◎バニラエッセンスを1~2滴垂らすと本格的な雰囲気になります。
◎はちみつやメープルシロップ、シナモンパウダーをかけてトッピングしてもGOOD。

やればできると実感できる「親子丼」

和食が作れると、ちょっと料理ができる感じがしていいですよね!
でも初心者にとって和食は厳しいでしょうか?
料理が苦手でも簡単に味が決まる「めんつゆ」を使ったレシピをご紹介します。

【材料(一人分)】
●ご飯…どんぶり1杯分
●鶏胸肉…70g
●卵…1個
●玉ねぎ…1/4個
●めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ1
●水…60ml(大さじ4)
●みりん…大さじ1

【簡単レシピ】
手順①:鶏肉を一口大の削ぎ切りにし、玉ねぎは皮をむいてスライスします。
手順②:少し底の深いフライパンに、めんつゆ、水、みりんを入れて、沸騰したら肉と玉ねぎを入れ、肉を上下変えながら鶏肉に火が通るまで煮立てます。
手順③:鶏肉に火が通ったら、溶き卵を上から回しかけて火を止め、余熱で火を通します。硬めの方が好みであれば上から蓋をして弱火で1分程加熱して完成です。どんぶりにご飯をよそって上に乗せましょう。

<コツ>
◎鶏肉は繊維に逆らって切ると柔らかくなります。難しそうであれば煮物用の鶏肉を買ってきましょう。

料理の基本に立ち返る「肉じゃが」

女性が作る代表料理というイメージも今は昔。肉じゃがは「料理の基本」が詰まっているので、これから料理をはじめるぞ!という人は是非一度チャレンジしてみましょう。
煮込むだけの簡単料理でありながら、奥深い料理です。

【材料(2人分)】
●肉(牛or豚)小間切れ…200g
●じゃがいも…3個
●人参…小1本
●玉ねぎ…1/2個
●小結白滝…半パック(5~6個)
●水…1カップ(200cc)
●出汁の素…大さじ1/2
●砂糖・醤油・酒・みりん…各大さじ2
●サラダ油…大1

【簡単レシピ】
手順①:じゃがいもの皮をむいて乱切りにし、一度水にさらしておきます。
手順②:人参は皮をむいて乱切り、玉ねぎも皮をむいてくし切りにします。白滝は必要であればアク抜きをしておきます。
手順③:鍋にサラダ油をひいて強火にかけ、お肉の色が変わるまで炒めたあと、野菜も入れて全体に油が回るように軽く炒めます。
手順④:水、出汁の素、調味料類を全部入れたら落とし蓋をして沸騰するまで煮立てます。(ここで味見をして薄ければ調整)アクが出てきたら取り除いて白滝を入れ、中火でコトコト20分程煮込みます。
手順⑤:時々上下を入れ替えて全体に火が通るように混ぜてじゃがいもに火が通ったら完成です。

<コツ>
◎水にさらす=水をはったボウルに野菜を入れておくこと。※煮崩れを防ぎます
◎くし切り=縦半分に切ったあと切り口を下にして放射状に等分します。※りんごやレモンを切った時のような形になります
◎白滝はそのまま使うとニオイが気になることがあるので、一度熱湯を回しかけて簡単にアク抜きをしておきます。「アク抜き不要」と書かれている物であればアク抜き作業は必要ありません。
◎落とし蓋がなければ、アルミホイルを煮物の上に被せるように乗せて中央に菜箸で穴を開けておきます。
◎味見の段階では少し味が濃いくらいの方が、野菜全体に味が染みたあとにちょうど良くなります。

料理が苦手な男性でもチャレンジできそうなレシピにアレンジしてご紹介しました。
あまり料理経験がない人は、どうしても自分なりのアレンジを加えたくなるものですが、まずは基本ができるようになってから、自分なりのアレンジをするのがコツです。
基本がしっかりできるようになってから、より美味しくなる工夫、自分好みの味にチャレンジしてみましょう。
料理に対しての嫌悪感をなくして、楽しむことを前提にチャレンジしていきましょう♪

Cover画像: www.pakutaso.com

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この記事のライター
木下京子
木下京子
旅行が大の趣味。子持ちの母です。 これからもたくさんの国を訪問したいです^^