独身を貫くなら覚悟しておくべき! 結婚しない男性を待ち受ける将来の5大リスク

皆さんの中には、いま独身で「まだまだ結婚したくない」「何ならずっと1人でいいや」と考えている男性も少なからずいらっしゃるかもしれません。

事実、筆者はすでに30代ですが、あまり結婚願望というものはありません。
むしろ、自分が稼いだお金を自分だけのことに使いたい欲が強く、それこそ女性との同棲すら忌避しています。
現実的に独身世帯の男性も増えており、かつ全体的に高齢化している状況は、少子高齢化の日本に暮らす上では、もはや常識の範疇と言えるかもしれません。

独身には独身のメリットもあります。
とはいえ、結婚しないと心に決めている男性にとっては、将来ご自分の身に起こり得る可能性のあるリスクについては、きちんと把握しておく必要があるでしょう。

そこで今回は、結婚しない男性が覚悟しておくべき、将来待ち受けるであろうリスク5つをご紹介したいと思います。

その①|結婚しない男性の晩年は、結構辛い…

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まず結婚しない男性を待ち受けるリスクとしては、“結婚しない=家庭をもたない”ということになりますので、奥さんやその親族、自分の子供など身内と呼べる存在からのサポートを受けづらい状況のまま老後を迎えるという点です。

心身共に年齢を追うごとに衰え、生き残った疎遠の親戚や行政に泣く泣く頼る可能性が高まり、長年孤独に暮らしていた手前、それが苦痛になることは、一応留意しておくべきでしょう。

このリスクは晩年から発生し、死ぬまで続きます。
そうならないためには相当量の貯蓄が必須。もしもその覚悟がないのであれば、悪いことは言いません。適切な段階で、及第点の恋愛をへて、そして結婚を決めましょう。

その②|結婚しない男性の孤独な日常は、ふと気付くと虚無…

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いくら「生涯独身でも良い」と覚悟していても、40代、50代になって誰も待っていない家に帰るというのは、何か強烈に熱中できる趣味でもない限り、辛さと寂しさに襲われ、孤独を通り越した虚無の状態になることも割と容易に想像がつきます。

人間はコミュニティに依存する動物ですので、いくら1人の時間が尊くとも、流石にその孤独に長年向き合っていると、「ああ、俺には何もない…」と思ってしまう瞬間が訪れかねません。

そういったリスクも覚悟の上であるなら、結婚しないことに対してもう何も口出しはしませんが、もしも現在20代、30代の方が、普段からしばしば孤独を感じるようであれば、到底将来的にそのような状況に耐えることは難しいといえるでしょう。

その③|結婚しない男性は、病気をしても誰もお見舞いに来てくれない…

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体を壊して入院しても、結婚せず、両親も他界しているとなると、お見舞いに来る人は相当限られます。
会社の同僚や友人、親戚。いずれにしても毎日面会に来るなんてことはないでしょう。

実際この状況に直面すると、かなり精神的に弱る人が多いようで、入院時はいたって普通の性格だった人でも、入院後しばらくすると、偏屈な性格に変わったり、看護師に些細なことでクレームを入れるような“厄介人”になる事例も少なくないようです。

事実、筆者の叔母が長年看護師をしていましたが、病院で身寄りのない患者の対応が一番苦慮すると話していました。孤独と病がセットになると、人はどんどん歪むようですね。

その④|結婚しない男性は、孤独死を迎えるリスクが高い

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結婚しないまま老後を迎える最大のリスク、それは言うまでもなく「孤独死」でしょう。

発見が早ければまだしも、仮に夏場に数日誰にも死を悟られず、遺体が腐敗してしまうと、もうそれこそ見ていられません。そしてそういう孤独死を遂げる独身の高齢者は、毎年発生しているのが現実です。

「孤独死したって、別に自分の好きな物に囲まれて死ねるならOK」と達観できないのであれば、このリスクを回避するためにも、本気で婚活した方が賢明でしょう。

その⑤|結婚しない男性は、早めに終活を済ませておく

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そして結婚しないまま晩年を迎えていくにあたり、体と頭がまだ元気なうちに済ませておくべきことが、生前の段階から、自分の死後のことを真剣に考えていくことです。
いわゆる終活ですね。

自分がいなくなった後、一族のお墓の管理、供養はどうするのか。
財産整理はどうするのか。
これらの手筈を整えておかないと、死後、自分の遺品がどんなに価値があろうとゴミとして処分されることもありますし、最悪無縁仏になってしまうこともあります。

終活は早めにしなければ大きなリスクを生むことも、最後に心得ておきましょう。

覚悟をもった上で、生涯に渡り結婚しない意志を貫く男性はカッコいいことなのかもしれません。
しかし、誰もがそんなに割り切った独身生活を送れるわけではありません。
いくら孤独に強い男性でも、年齢を重ねるごとに「彼女が欲しい。奥さんが欲しい」とパートナーを持ちたいという感情を抱くのはごくごく自然なこと。

それでも現実的には、30代以降の男性で、これまで「別に独身でいいや」と思い生きていた人が、いきなり恋愛や女性との共同生活なんか、すぐに開始できるはずがありません。

もしあなたが、まだ20代や30代前半の年齢で「独身最高」と思い毎日の人生を謳歌しているのなら、是非10年後、20年後の自分を想像してみてください。
場合によっては、結婚しておいた方が諸々の不安のない人生を歩めるかもしれません。

そしてもしあなたが、もう30代後半以降の年齢を迎えているのであれば、ここから先は本気で独身として生きていく覚悟をもつ必要があるかもしれません。
結局、覚悟の伴わない独身生活は、躊躇と後悔にまみれた老後を招きかねませんからね。

くれぐれも「結婚していれば良かった…」などと嘆いてあの世に行く独身の男性にはなってはいけません。

恋愛・デート #結婚しない男 #覚悟 #リスク

この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。