【薄毛の悩みに後悔したくない!】男の「頭髪ケア」はいつから始めるべきか?

人の印象を大きく変える「頭髪」事情。基本的に人の髪の毛は、年齢を積み重ねるにつれ自然と痩せ細っていきます。
薄毛の原因は、主に“遺伝”の要素が大きく関与すると言われていますが、祖父・父親ともに問題なし、今はまったく気にならない…という理由だけで安心してはいけません。そもそも今と昔とでは、ストレスの負荷の掛かり具合、人の生活習慣も多様化しているため、家系の遺伝だけに頼ってしまうのは危険です。
では、将来「薄毛の悩み」に後悔しないために、頭髪ケアはいつ頃から始めるべきなのでしょうか?

男性の「薄毛」に関する意識調査

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AGAが実施した薄毛に関する意識調査では、『一般的な薄毛男性への好感度』について質問したところ、半数以上の約57%の女性が「マイナスになる」と回答し、「マイナスにならない」の25%を大きく上回る調査結果が報告されています。

また同AGAのスキンケアクリニック調べでは、20歳以上の日本人男性の4人に1人(約1,200万人)が薄毛・抜け毛に悩んでいるという調査結果も報告されています。

基本的に髪は、加齢とともに細く抜けやすい状態になります。たとえ今がフサフサした状態でも、将来に渡ってその髪が維持、残るという保証はどこにもありません。

「頭頂部」と「生え際」が特にキケン!

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薄毛は「体質」や「家系」「生活環境」によっても頭髪の状態は異なります。

男性の場合、平均的には30代後半から40代後半にかけて、体力の減衰とともに頭髪に変化が起きやすくなると言われています。特に頭髪の変化が起きやすい部位としては「頭頂部」と「生え際」の2箇所。

たとえ10代から20代にかけては、フサフサの髪の毛だった人や剛毛だった人でも、いつの間にか年齢の増加とともに、柔らかく細い髪の毛に変わっていくのです。『今は問題がないし…』これは将来訪れるかもしれない薄毛の問題に対する怠慢行為とも言えるでしょう。

頭髪ケアは「20代から」が理想

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健全な発毛を促し、毛髪のターンオーバーの正常化を支える頭皮。頭皮のケアを始める時期は、衰えを感じる前の“20代から”が理想です。ケアのタイミングが遅くなり、すでに失ってしまったものを元通りの状態へと戻すには、時間もお金も掛かるためです。

薄毛の悩みが噴出する前に、育毛・頭皮のケアを実践しておくことは、将来にわたって健康的な髪を維持していく上での自己投資。予防と対策には多少の手間暇こそ掛かりますが、髪を失い始めてから悩むよりはずっと簡単で、かつ合理的と言えるのではないでしょうか。

若い頃のダメージ、血縁など…気がかりのある人はなるべく早い対策を!

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また若い頃に、パーマやブリーチ・カラーを繰り返していた人、血縁の方に薄毛が多い人など、少しでも頭髪に気がかりのある男性の人は、なるべく早い段階から頭皮のケアを始めましょう。

地肌が健康な人でも、男性の頭皮は脂づまりを起こしやすいため、毎日お風呂場で使うシャンプーの選び方や洗髪の仕方も意識する必要があります。夜ではなく朝シャンが日課の人、シャンプーの流し漏れにはくれぐれもご注意ください。

またお風呂に浸かりながら、自分で頭皮マッサージの習慣をつけるだけでも、将来まったく違ってくるはずです。

「薄毛になってから」では遅すぎます。薄毛の状態が悪化すれば、時間もお金も必要になりますので、頭髪のケアは早いに越したことはありません。また薄毛は、年齢を重ねるにつれ訪れる老化に加え、タバコや飲酒・生活習慣の乱れや睡眠不足…など、男性の日常生活の中にたくさん要因が存在します。
シャンプーを使った洗髪方法、頭皮マッサージ、栄養剤の摂取など、年齢にあわせた頭皮ケアを今すぐ始めていきましょう。

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この記事のライター
佐々木 瑞季
佐々木 瑞季
こなれた人間の♀ 世界のネット女子率10%弱の頃からの住人。 ほぼ自宅業務、時々セミナー講師のお気楽生活者。 セキセイインコ姫とハリネズミの旦那の下僕。