【テクニックを磨く前に…】セックスが上手くなりたい男性が、まず日常生活で見直すべきこと5つ

あなたは、自分のセックスに自信がありますか?
これまでの恋愛において、よほどベッドを共にした女性からお世辞などを言われていないかぎりは、自分のテクニックがどの程度なのかぐらいはおおよそ察しがつくことと思います。

ただどうも筆者の周りにいる女性に話を聞いてみると、彼女たちの実体験を踏まえても世間にいる大半の男性はお世辞にもセックスが上手いとは言えないんだそうです。

中でも最悪なケースは、その男性とはまだキスは愚か、一度も性行為をしていないにもかかわらずセックスをする前の段階から「俺よく上手いって言われる」とか「(アソコは)デカい方だと思う」などと自慢気に語るものの、実際のところはごくごく普通で、その大半は風俗嬢の営業トークを真に受けている悲しいピエロなのだとか…。

さて、ではそういうピエロたちがセックスを上達させるには、何が必要なのでしょうか。

今回は、セックスが上手くなりたい男性に向けて、直接的なテクニックの話ではなく、セックスを上達させる上で実は見過ごされがちな日常生活の改善要素、見直すべきポイントについてご紹介したいと思います。

ポイント①|落ち着いた行動を心掛けること

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セックスの上手さというのは、日常生活を過ごす中にも顕著として現れます。
普段の日常生活は散々にもかかわらず、なぜか異様にセックスだけは上手い…なんていう男性はほぼほぼいません。当たり前のことを常識として普通にこなせる男性こそが、セックス時においても変な違和感を与えることなくスムーズにやり遂げられるものです。
日頃から無駄に焦ったり、騒いだり、何かと落ち着きがなく余裕のない行動をしている男性は、セックスが上手い下手以前に、そもそも女性側が安心して身を委ねることなどできません。

たとえば、セックスで相手の服を脱がせるワンシーンを切り取っても、余裕のない男性は服を脱がせる際も性欲に振り回されるがままセカセカとがっつき、挙句の果てには脱がせた服の置き方も雑に放り投げるありさま。
さらにセックス前はお風呂に入るかシャワーを浴びることが常識にもかかわらず、日常生活がだらしない男性は平気で身なりの汚れた状態でセックスを要求してきたりもします。

セックスが上手くなりたい男性は、自分の性欲に駆られるままにダサい言動を発したり、常識外れの間違った行動をしないようくれぐれも注意しましょう。

ポイント②|振る舞いや仕草のクセを見直すこと

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また日常生活において、特に自尊心とプライドで凝り固まった男性が注意すべき点としては、己の自己顕示欲をおさえることも大事です。
いちいち他人の鼻につくような自慢話が多く、何かと謙虚さに欠ける言葉遣いは、セックス時においては汚点でしかありません。たとえば女性を前につい見栄を張ってしまい「イカせるのが得意」や「これまで〇人とヤッた」などの発言は、状況と相手次第では自分で自分の恥をさらす直接的な原因にもなります。
また、万が一セックス時にアソコの勃ちが悪く、相手の女性に迷惑をかけてしまった時は、潔く失敗を認め真摯に謝りましょう。
セックスが上手くなりたいのであれば、人として謙虚かつ素直に接することが大切です。

それから日常生活において、仕草などに変な癖のある男性も要注意。たとえば人の話を聞く際に、自分の鼻を触ったり髪をいじったり頭をかいたり、またはアソコをもじもじ触ったり…こういうせわしない態度は、会話する相手のイライラを誘発しやすく、特に没入しやすいセックス時においては、自分でも気づかぬうちにマイナス評価に繋がってしまうことがあります。

いい大人の男性であれば、気品のある振る舞い・仕草を意識すべき。自分に変な癖がないかどうか一度見直してみましょう。

ポイント③|マメに女性を観察し変化に敏感でいること

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セックスが上手い下手の評価軸は、要するに気配りができるかできないか、みたいなところに依存している部分が少なからずあります。

セックス時においても、女性のちょっとした変化を敏感に察知し、積極的に攻めてみたり、受け身の姿勢で相手の要求にこたえてみたり、また時にはプレイを中断したり、後日以降に持ち越したり……その日・その場の状況におうじて柔軟に自分自身のスタンスを変えられる男性は、言うまでもなくセックス上手に該当するでしょう。

そういう気配り上手な面も含めて、セックスが上手くなりたいのであれば、普段の日常生活から人の変化を敏感に察することを意識すべきです。

たとえば女性の髪型やネイル・メイクや服装といった、身だしなみの部分に変化があった場合はすぐに気づいて褒めるなり反応を示す
など、日頃から女性をマメに観察しておくことも大切でしょう。

ポイント④|何よりコミュニケーションを重視すること

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男女間のセックスにおいて、一方通行の愛情表現が女性に嫌われることは今さら言う間でもありませんが、これは何もセックス時にかぎらず対人関係においても一方通行の状態は禁忌と言えるでしょう。

相手の反応など特に気にしないまま日常生活を過ごし、自己満足でやりたいことだけをやっている状況が続けば、せいぜいアラフォーぐらいには孤立して彼女は愚か、友達さえもいなくなります。

そうならないためには、何か問題が起きた際に自分の頭の中だけでアレコレと思考を繰り返して人との対話を怠ったり、セックス時で言えばテクニック云々を磨く前に、日頃から人とコミュニケーションを取る過程を何より重要視すべきでしょう。
結局のところ男女間の意思疎通は、会話してはじめて互いに理解し合える部分が少なくないものです。

聞き役に徹するあまり自分の意見を言えていないのではないか、逆に自分よがりな態度で相手の意見を無視していないか…きちんと双方向に言葉が行き交うように努力すること
で、互いに認識のズレや、セックス時においては押し引きのやり取りを有利に進められるようになることでしょう。

ポイント⑤|本を読んで語彙力を鍛えること

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ここまでご紹介してきた各ポイントを満たすだけでも、もう十分にセックスが下手な男性からは除外されると言っても間違いではないでしょう。
落ち着きがなく常識外れな言動、かつ身勝手で独りよがりな日常生活から脱却すれば、セックスは自然と上手くなるものです。

その上で、さらに上を目指しセックスが上手くなりたいのであれば、後は不足している部分を補うと良いでしょう。
たとえば体力がないと満足にセックスは続きませんので、運動不足という男性はランニングや筋トレをしましょう。また早漏に悩んでいる男性であれば、事前にオナニーで抜くという手もありでしょう。

そして、この手の努力として忘れていけないのが、語彙力を培うことです。
人は、日頃から本をたくさん読むことで驚くほど自然に、そして確実に語彙力が鍛えられます。
語彙力があれば他人との会話にも深みを持たせることができますし、同じことはセックス中にも当てはまります。

普段から官能小説を読む習慣を身につけておけば、セックス時の言葉攻めやプレイのバリエーションを増やせる
というわけです。
それもごく自然に、当たり前にです。

実際のところ言葉攻めを上手にできる男性は、あまり多くありません。
その少ないパイオニアになることができれば、女性からの評価も相応に上昇することでしょう。

セックスが本当に上手な男性は、究極を言えばAV男優か、よほど性豪のヒモぐらいしか世間にはいません。
ほとんどの男性はスキルが横並び。
違いはそもそも、その男性がこれまでにどういう生き方をしてきたのか。日常生活においてどういう過ごし方をしてきたのか。せいぜいこの程度です。

たとえば「食事中のマナーが悪い男性は嫌われる」ということは疑いようのない事実ですが、そういう輩は、例外なくセックス時のマナーも最悪であることがほとんどで、お世辞にも上手とは言えないものです。
まずは当たり前のことを当たり前にこなす。セックスが上手くなりたいなら、それを意識するべし、ということですね。

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この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。