彼女から突然「生理こないんだけど…」と言われたときの対処法7つ

彼女から突然「今月の生理こないんだけど…」と言われたらどうしますか?
ついアタフタと動揺してしまう…何て声をかければいいのか、どう反応していいか分からず黙る……。困った挙句、結果的に彼女を傷つけてしまう男性も多いのではないでしょうか。
男性には無縁の生理ですが、生理がこないことは女性にとっては一大事。そんな彼女からの「生理がこない」に対する正しい対処法をお教えします。

無責任な発言、デリカシーの無い反応をしないこと

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「生理こないんだけど…」と今にも泣きそうな彼女がいたら、まずとっさに思いつくことと言えば「元気づけること」ですよね。しかし、その励まし方や慰め方を一歩間違えると、逆に彼女を傷つけることになります。

例えば、「避妊してたし絶対大丈夫だよ」「勘違いかもしれないし、もう少し待ってみれば」などと、あたかも彼女の不安を取り除くかのようなセリフで聞こえは良いですが、裏を返せば”妊娠していないことを強く望んでいる”ようにも聞こえてしまいます。

その言葉を受け取った彼女にしてみれば、「まるで私の妊娠がすごく嫌みたいな言い方…」と、彼の無責任さとデリカシーの無さに愕然としてしまうはずです。

彼女に共感し、不安にさせたことを謝る

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女性が不安や悩みを抱えているときに相手に求めることと言えば、解決策の提示ではなく『共感』です。もし彼女が「生理がこない…」とへこんでいる様子なら、まずは彼女の気持ちに”正しく”寄り添ってあげることが大切です。

基本的に妊娠の可能性を感じた女性は「彼に見放されたらどうしよう」「1人で育てることになったらどうしよう」「親に怒られるよ」などと、大抵の場合“妊娠していること前提”で悩んでいるものです。

そのため男性には、妊娠の可能性に対する解決策を期待しているわけではなく、「1人で悩んでたんだね。辛かったね」「悩んでたこと、気づかなくてごめんね」などの不安な気持ちに共感してくれることを望んでいます。まずは彼女を不安にさせたことに共感し謝罪の言葉をかけてあげましょう。

動揺した挙句「マジで?」「ホントに?」と何度も確認しないこと

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彼女から突然「生理がこない…」と、妊娠の可能性をほのめかされれば、だいたいの男性はビビりますよね。

何と言ったら良いのか分からず、アタフタと動揺してしまい、肝心の第一声が「えっマジで?」からはじまり、次のセリフも気の利いた言葉が思い浮かばずに「いや…ホントなの?」と、バカのひとつ覚えのように何度も何度も同じ“確認のセリフ”を投げかけてきます。
本当に困ったときに男の人って「マジで?」「ホントに?」しか言わなくなるんですよね…。

そして、彼女が頼りにしたいがために相談したにも関わらず、何度も何度も同じ確認のセリフを繰り返すということは、自分事ではなく他人事として保身にまわっている証拠。頼りがいのない態度に「何ビビってんの?」「困ってんのはコッチなんだけど…」と、彼女に呆れられること必至です。

結婚する・しないに関わらず、女性と付き合う以上、ある日突然「生理がこない」と彼女に告白されても困らないよう事前に準備しておいた方が賢明と言えるでしょう。

妊娠の事実が分かるまでは結論を口に出さないこと

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正直な話し、いきなり彼女から妊娠の可能性を宣告されて困らないという男性の方が少ないでしょう。それは女性側も重々理解しているつもりです。だからと言って「生理がこない」という妊娠の可能性を示唆されただけで、いきなり「俺、責任取れないよ!」などと、先走って結論を口に出してはいけません。

たとえ端から責任は取れないと伝えるつもりでも、生理がこないだけの理由で告げる言葉としてはあまりにも早すぎます。まずは妊娠の事実がハッキリと分かるまでは、結論を急がないことが彼女に対する最低限の配慮です。

生理がこないだけで、妊娠の事実がハッキリと分からない状況のなか、慌てて「俺ムリだよ」「どうしよう…」などと無責任な言葉を発してしまえば、仮に彼女が妊娠をしていなかった場合『彼女本人を傷つけた』その結果だけが残ります。責任が取れないこと、そのことに対する謝罪の言葉は、彼女の妊娠の有無が分かってからでも遅くはないはずです。

妊娠検査薬は一緒に買いに行くこと

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彼女に生理がこないのであれば、妊娠の事実を確かめるためにも、まずは妊娠の検査をしないと事は進みません。ところが、初めて妊娠検査薬を買うときはかなり勇気がいるもの。怖くてなかなか買いに行けないという女性も多くいます。

中には何の抵抗もなく自分でササッと検査薬を買って調べる女性もいますが、若い女性やまだ結婚・妊娠を望んでいない女性の場合は、検査の結果が恐ろしくて手が出せない人も大勢います。

代わりに友人にお願いして買ってもらう人もいますが、やっぱり一番頼りにしたい相手は当の本人(彼氏)。もし彼女が検査することに億劫になっているようであれば、「一緒に買いに行こう」と、ひと言添えて背中を押して誘ってあげてください。どんな結果であれ、一緒に解決していこうという寄り添いの気遣いが何よりも大切です。

妊娠が発覚しても周りに流されないこと

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筆者の私自身も実は”できちゃった結婚”。はじめて彼に報告した時は「やったじゃん!なんか気合い入ってきた、仕事頑張るわ!」と、飾らないセリフで前向きに喜んでくれました。

妊娠発覚当時、私も子供が欲しかったこともあり、自分以上に彼(今の旦那)が喜んでくれたことが何よりも嬉しかった。妊娠の事実を一緒に喜べる関係が理想なのは間違いありません。
しかし一方で、タイミングが悪く妊娠を望まないカップルも当然います。あまり表沙汰にはしにくいため、世間一般には認知されにくいのですが、実際に私の周りにいる友人にも何人かいます。

“妊娠は授かりもの”とは言われますが、本当にその通りで、妊娠の事実が発覚しても無理に受け入れる(喜ぶ)必要はありません。自分の本心と自分達の置かれている状況を踏まえて、正直な意見を彼女に伝えた上で、話し合いをもって解決していけば良いだけの話し。周りの顔色や世間体に流される必要はありません。

生理が来ない理由は「妊娠」とは限りません!

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彼女から「生理がこない…」と告げられたからといって、必ずしも”生理がこない=妊娠”とは限りません。女性はストレスや体調不良などで、生理が1週間遅れるくらいはザラにあります。生理が遅れる主な原因を簡単にご紹介します。

(1)ストレス
ストレスによって自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れが影響して、一時的に生理が遅れることがあります。彼女自身が対人関係や環境の変化などでストレスを抱えていないか確認してみましょう。

(2)ダイエット
彼女が無理なダイエットをしていたら、食事制限によって生理が遅れている可能性も考えられます。栄養不足になるとホルモンバランスが崩れ生理不順に繋がるからです。

(3)薬の副作用
胃腸の薬や抗うつ剤など薬によっては、ホルモンバランスに影響を及ぼし生理を遅らせることがあります。もしここ最近で、彼女が服用し始めた薬がないか本人に確認してみましょう。

(4)生理が遅れる体質である
女性の中には、日ごろから生理周期が乱れやすい体質の人もいます。決して珍しいことではなく、神経質だったり病気がちな女性にありがちです。

男女の関係であれば、たとえ将来の結婚を考えていないカップル同士でもお互い付き合っていれば「生理がこない」という事態も十分に起こり得ます。まずは、その認識と“生理がこない=妊娠”とは限らないことを理解すること。そして彼女からの「生理こない」のひと言にオドオドと頼りない様や結論を急ぎ過ぎる態度は絶対に止めましょう。
お互いの信頼関係を崩さないことが最も大切な対処法です。

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この記事のライター
安井カナ
安井カナ
仕事が大好き33歳です。広告会社で働いていましたが、今はフリーライターとして活動中です。ここでしか出逢えない面白いコトを発信していきたいと思っています。