ブーツ×服の組み合わせを侮るな! 服装に合わせた男のブーツ選びと履きこなしのコツ

お持ちのブーツ、きちんと服装に合わせて履けていますか?
いくらお気に入りのブーツでも、着ている服装とのイメージがチグハグだと、一気に見た目の印象がダサくなってしまいます。
今回は、男性がおもに押さえておくべきブーツの種類3タイプと、服装に合わせたブーツの選び方、履きこなしのコツについてご紹介します。

ブーツの種類①▶ドレスタイプ

ドレスブーツの多くは、履き口が狭くて足首にフィットするスリムなタイプ。爪先が細く、靴底が薄いのも特徴的でしょう。スーツなどと相性が良いのですが、キレイめファッションのポイントとしても履くことができます。正装するときや、大切な商談などでも使えます。
パンチや靴紐がついていない方が、よりドレッシーな印象です。

ブーツの種類②▶キレイ目タイプ

キレイめタイプのブーツは、例えるなら「スーツでも合うもの」といった印象です。
爪先が細く、形自体はドレスタイプに似ていますが、履き口も少し余裕があり、靴底に厚みがあって歩きやすいのが特徴でしょう。爪先部分にメダリオン(飾り穴)がデザインされていたり、靴紐がついていたりとデザインに幅が広がってきます。
スーツスタイル、ビジカジスタイルにはもちろん、カジュアルめのファッションなら大人っぽく履きこなせます。

ブーツの種類③▶カジュアルタイプ

履き口が比較的ゆったりしていて靴底が厚いので、ワークブーツや登山靴などとして履くことが多いのがカジュアルタイプのブーツ。機能性が重視されることも多く、アメカジスタイルにも似合うブーツが多いですね。
全体的にボリューム感のあるカジュアルブーツは、デニムやカーゴパンツなどとルーズに合わせて履くと無骨なイメージで男らしくカッコ良く着こなせます。

服装に合わせたブーツ選びを

服装に合わせたブーツ選びのコツは、「自分がどんな風に見られたいか」で決めると良いでしょう。

例えば、デートでキレイめカジュアルを目指すならジャケパンスタイルにキレイめブーツを合わせたり、ドレスブーツを合わせてクールに決めてみるのも良いでしょう。
友達と遊びに行くときや、アクティブに遊びたい場合はジーンズにカジュアルブーツを選ぶなどTPOに合わせるだけでなく、全体の印象をブーツでまとめるのがコツです。

コーディネートの差し色としてブーツの色を決める

普通の靴と違ってキレイめブーツやカジュアルブーツはボリュームがあるので、全身真っ黒のコーディネートでもベージュやブラウンのブーツを合わせると目立ちます。

もちろん、スーツスタイルなど、ワントーンコーデ、ワンカラーコーデの差し色としてもブーツは活躍してくれます。そして色のトーンさえ統一させれば、たとえ違う色のブーツを合わせても、全体的にしっくりと綺麗にまとまるはずです。

靴下を上手く使ってブーツを履きこなす

靴下でおしゃれ感を出す方法もあります。

ドレスブーツの場合、あまり奇抜な靴下よりも、ネクタイやポケットチーフと色を合わせるとオシャレ。赤やビビットな青がチラ見えする程度がベター。
キレイめブーツの靴下コーデは、ブーツの上から少し色や柄が出る丈の靴下を選ぶこと。ブーツを履いても靴下が見えることがポイントとなるので、くるぶし丈以上のパンツを選びましょう。
ゴツめのカジュアルブーツを履く場合は、靴下の生地も厚手の方がステキですね。

ヘタにブーツインしないが吉

なんとなく「ブーツ=ブーツイン」と思っている方も多いかもしれませんが、ファッションの着こなしによってはブーツインにしてしまうと、一気に全体の見た目がダサい印象になってしまうので注意が必要です。

ドレッシータイプやキレイめタイプのブーツの場合、変にパンツの裾を入れこんでしまうとシワシワになってしまうことも。大人っぽく履きこなすならブーツインはしない方がベターです。
逆にボリュームのあるカジュアルブーツであればブーツインで履いても良く似合うと思います。

男性のブーツ選びは、素材感や色、ツヤなどの質感で勝負するのも一つの方法。
ドレスブーツでも、スヌードなどの素材なら季節感も出てキレイめブーツとして履きこなせそうですよね。その日の気分やファッションに合わせて上手にブーツをコーディネートしましょう。

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この記事のライター
下田 有紀
下田 有紀
学生時代はずっと古着屋でアルバイト、いまは一般企業に勤めています。 現在は料理を絶賛勉強中。女性目線から男性の方に情報を届けていきたいと思います*