生セックスは本当に危ない!「気持ちいいから…」では済まない6つのトラブル

男性の皆さんは女性とセックスをするとき、必ずコンドームをつけていますか? おそらくすべての人が「YES」と答えるのではなく、中には「生のほうが気持ちいいから!」という無責任な理由で、生セックスをしている人もいるでしょう。

今回は、そんな生セックスが大好きでやめられないという男性の方に、生セックスが原因で起こる恐怖やトラブル、生セックスに潜む危険なことについてご紹介したいと思います。

生セックスの気持ち良さにハマる男性は本当に多い…

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男性の中には「まぁコンドームしなくても、たぶん大丈夫でしょ!」というふうに、何の根拠もなしに勝手な思い込みのもと問題ないと判断し、彼女の同意も取らず独りよがりに快楽へと溺れ、当たり前のように生セックスを繰り返す人もいます。

実際のところ、この「男性器を生のまま女性器に挿入すると、どうなるのか?」については、学校の保健体育や特別授業などで学ぶ機会もありますので、知っている人は多いはず。

はじめは興味本位で生セックスをするものの、挿入時のヌルヌル感、ほんわりと生温かい感触、そして何よりピストン時の刺激……その独特の気持ち良さにハマってしまい、もはやコンドームありの状態ではセックスができない、もしくは習慣的にコンドームをつけないことが癖として身についてしまっているという男性は本当に少なくありません。

しかしゴムをつけない生セックスには、皆さんが想像する以上にたくさんの危険ならびにトラブルが潜んでいます。
これから挙げる6つの恐怖を今一度おさらいし、うかつな生セックスは絶対にやめましょう。

生セックスの恐怖①|性病にかかるリスク

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まずは絶対的に覚えておきたいのが、性病にかかるリスク。HIV・淋病・梅毒など、これらは主に男女間の生セックスが原因で感染するもの。

性器が痒くなったり、水ぶくれのようなものができることもありますが、そういった症状がない場合もありますので、「特に症状はあらわれていないし、病気なんて平気でしょ!」という安易な考えは危険です。

自分自身を、そしてパートナーである彼女の身を守るためにも、きちんとコンドームをつけましょう。

生セックスの恐怖②|彼女を妊娠させるリスク

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大前提として、妊娠をすること自体は大変おめでたいことです。しかし、予期せぬタイミングでの妊娠は、多くの困難が待ち受けているのも事実。

妊娠中は奥さんの心と体のケア、子育てに関する知識や準備など、やらなければいけないこと・知らなければいけないことだらけで、とてつもない苦労を強いられることになるでしょう。

事前にしっかり準備をしていた夫婦でさえも、妊娠・出産・子育てには多大な苦労の連続なのですから、なにも準備をしていなければいかに大変かは容易に想像できますよね。

また、何より男性以上にたいへんな思いをすることになるのは女性です。
男性の苦労など比にならないほど、意図しない妊娠はつらくたいへんな思いをすることになりますので、その彼女を支えていく覚悟と充分な時間、体力的・経済的な余裕、これらがなければ、生セックスは絶対にすべきではありません。

生セックスの恐怖③|モヤモヤと不安な日々を過ごすリスク

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そして生セックスをしてしまうと、「今回のエッチで彼女に妊娠させてないかな…」という不安な気持ちを常に抱えた状態で過ごすことになります。たとえ彼女から「大丈夫だと思うよ」と言われたとしても、実際に検査をしてみなければ、100%の確証があるとは言えません。

また、その心に引っかかるようなモヤモヤとした不安な気持ちは、毎日の日常生活にも悪影響を及ぼす危険性もあり、たとえば仕事に集中できない、人によっては夜眠れなくなることもあるでしょう。
さらには彼女の生理日が少しでも遅れようものなら、不安な気持ちはますます大きくなり、何も手につかなくなってしまうかもしれません。

快楽に溺れた、たった1回の生セックス。それがもたらすのは、後悔と今まで感じたことのない重く苦しい不安な日々です。
また、あなた以上に彼女は不安な気持ちでいっぱいになり、その罪悪感も重くのしかかるでしょう。

生セックスの恐怖④|生涯にわたってつらい過去を背負うリスク

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仮に生セックスがきっかけで妊娠したあと、2人の心理的また経済的な理由をもとに出産ではなく堕胎という選択をした場合。言うまでもなく、女性は心と体に大きな負担を背負うことになります。中には、そのつらい過去の記憶を一生忘れられないという人も少なくないでしょう。

想像してみてください、堕胎のショックで、毎日まともに会話もできず、抜け殻のようにゲッソリした表情で、ただただ涙を流し続ける彼女の姿。どんな男性の心にもグッと強烈に突き刺さる、悲しい光景ですね。そのような、一生忘れることのできない悲しい思いを何度もすることになります。何せ子どもの命を奪ってしまうのですから…。

また女性の負担に比べればマシなほうですが、男性も同じように、一生涯消えない汚点を心の中に刻むことになります。
買い物をしているときに他人の子どもと目があったり、親子愛を描いたテレビドラマや映画など、ふとした瞬間につらい過去の記憶が呼び起こされてしまうこともあるでしょう。
いつまでたっても、重く苦い心をえぐるようなつらい過去の記憶はあなたの脳裏から消え去ることはありません。

そして人によっては、セックスのたび常に彼女の苦しむ姿があたまに浮かんでしまい、性行為をすること自体が怖くなってしまう危険性もあるでしょう。
その原因はほかでもない、つい出来心で犯してしまった生セックスです。

生セックスの恐怖⑤|金銭的負担がかかるリスク

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もし堕胎という選択をした場合、最低でも何十万円ものお金がかかりますし、性病という場合も同様に、治療費以外にも通院するための時間的コストが発生します。

また、万が一「セックスをした相手が既婚者だった…」という事実があとから発覚、実は不倫の交際だったという場合においては、離婚訴訟などかなり大掛かりなトラブルに発展する可能性もあるでしょう。
今あなたがコツコツと貯めている貯金だけでは、とても足りないくらいの慰謝料を支払うことになるかもしれません。

はたして彼女との生セックスは、その多額の出費に見合うほどの快感を得られる行為でしょうか?

そういった金銭面も含めたトラブルが原因で、仕事のパフォーマンスが落ち職を失う可能性だってあるでしょうし、さらに勤務先の会社内で悪いうわさが広まり、あなたの社会的地位に悪影響を及ぼす危険も考えられます。

生セックスの恐怖⑥|生でしかイケなくなるリスク

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それから生セックスの快感・気持ち良さに慣れてしまうと、コンドームをつけた状態では刺激が足りず、射精できなくなってしまう危険もあります。また、「コンドームをつけようと試みた時点で萎えてしまう…」というEDの勃起障害に近しい状態になってしまう人もいるでしょう。

“セックス=コンドームをしないでするもの”というふうに身体が覚えてしまい、生じゃないとイケない、生じゃないとセックスができなくなってしまうのです。

それはつまり、常にリスクと隣り合わせのセックスをしている、ということにほかなりません。
また、性行為時に「俺はコンドームをつけない主義」「実は生でしかイケないんだ」という男性にドン引きしてしまう女性も一定数いるでしょう。

生セックスはたしかに気持ちいい行為ですが、その一時の快楽にたいしてあまりにもリスクが大きいのも事実。
生セックスは、男性自身だけではなく交際中の彼女、そして友人や会社内の人間関係にも悪影響を及ぼす危険性があるのです。

コンドームをつけるだけで、そのリスクを大幅に軽減させることができますので、性行為時における生セックスは今すぐやめて、挿入前には必ずコンドームをつけましょう。

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この記事のライター
tsuta
tsuta
フリーライター。 ユニークな恋愛経験が豊富で、今まで交際した女性は地下アイドル、歌手、風俗嬢、メイドカフェのメイドなどさまざま。その経験を活かし、恋愛に関する記事を執筆している。心理学や脳科学を使った恋愛アプローチも得意。