結婚することが本当に幸せ? 男ひとり独身でいることのメリットは無数にあるのに!

突然ですが、あなたは結婚願望をお持ちですか?
筆者はひとつも持ち合わせていません。
すでに友人・知人は八割方結婚して、それなりには幸せそうにも見えるのですが、どうにも結婚にメリットを感じることができないのです。
むしろ、「独身でいることの方が、色んな意味で気楽ではないか?」と感じることばかりなんですよね。

もちろん、中には「いや、なんだかんだいっても結婚はしなければならないだろ」と、結婚を義務のように考えている男性もいることでしょう。
しかし、人生において本当に結婚って必要不可欠なものなのでしょうか。
節制生活、妻とのケンカなど、結婚をしたことで、これまでとは勝手の違う問題に直面するようになる男性も少なくないわけです。

特に今のこの時代、結婚して家庭を持つことが男性の矜持(きょうじ:「誇り」「プライド」など)という風潮も少なくなっているように感じます。

平均年収が低い独身男性においては、結婚なんか夢のまた夢という、結婚にたいして憧れはあるものの経済的事情によって“結婚できない”というケース、また見た目や性格、経済的事情もクリアしているにも関わらず、あえて“結婚しない”というケースなど、独身を貫く男性にも人それぞれ理由があると思うんですよね。そしてその結婚できない・しない理由というのが、裏を返せば独身でいることのメリットにも繋がっているわけです。

今回は、独身生活を謳歌する筆者が、既婚者の友人・友人と見比べた上で、男ひとり独身でいることのメリットについて思うままご紹介したいと思います。

メリット①|稼ぎを自分のためだけに投資できる

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何といっても独身でいることの最大のメリットは、自分の稼ぎを自分のためだけに使えるという点に尽きると感じます。

食べたいものや欲しいもの、将来のための貯蓄に回すなど、まさしく男性にとってはこれって夢のようなお金の使い道ではないかと思うんですよね。

結婚して家庭のために貯蓄を積み立てるのも良いのですが、残念なことに今の時代、その貯蓄の積み立てにおいては、自分1人まかなうのが関の山という懐事情の男性も増えています。
無理に結婚して財政破綻するぐらいなら、自分で稼いだお金を自分のために使った方が明らかに利口と言えるでしょう。

メリット②|延々と続く共同生活は、意外と疲弊するもの

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恋人や結婚相手とはいえ、元をただせば他人同士。
どんなに愛し合っていようと、100%完璧に打ち解けあうことなんてできやしません。
共同生活は結局疲れることも多いですし、嫌気も差すもの。
同じ空間を共有するというのは、メリット以上に体験すると苦痛に感じる部分も少なくないはずです。

一方、ひとり暮らしは寂しい以外のデメリットは、そんなに多くありません。
そもそも日本の住環境は手狭です。
世間にはワンルームに無理して入居している夫婦もいるようですが、やっぱり環境が窮屈だとしんどいですよ。
相手の寝息にイライラするほど追い詰められる夫婦も、筆者の知人にいました(そして後に離婚…)。

寂しいというデメリットにしたって、考え方を変えれば同居人を増やす方が、追い出すよりも簡単なことです。
だったら同居人と一緒に生活して疲弊するよりも、独身でいることをキープし、いつでも、その気になれば同居人を迎え入れることができる住環境を維持しておく方が合理的とも言えるでしょう。

メリット③|家事の分担は、意外と揉めてストレスになる

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今の時代、仕事も家事も、夫婦どちらもが行うことは常識です。
男性といえども掃除・洗濯・炊事はすべきだと、どのメディアも推奨していますよね。
もっとも、夫婦間の家事の分担は、それはそれで意外に気を遣うもの。特に女性の場合、生理中は家事をするのもしんどいという状態が続くわけですし、そうでなくとも、今の時代そもそも家事ができなかったり、苦手という女性も少なくないため、それを男性側が指摘するだけでカドが立つという側面もあります。

筆者も以前、交際相手の洗った食器に泡が残っていた際に洗い直しをしたのですが、結果的に食器が綺麗になったのにも関わらず、小言をいわれてしまいました…。

結婚すれば、こういったストレスを感じることも日常茶飯事になりかねません。
それならば、最初から家事ぐらい自分の責任で全てやるという独身のままを貫いた方が、よほど精神的にもメリットが大きいと言えるでしょう。

メリット④|いつまでも自由に恋愛・性生活を楽しめる

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それから、これは男性が独身でいることのかなり強い動機付けにもなると思うのですが、何より恋愛を自由に楽しめることができるのも、独身ならではのメリットと言えるでしょう。

家庭を持たない=妻子もいないという状況ですので、既婚者で妻帯持ちの男性に比べて自由奔放な恋愛、性生活が謳歌できるというわけです。

こんなメリットは、家庭を持っている男性ではなかなか味わえないこと。
もちろん不倫をすればそれも不可能ではないわけですが、独身男性のする恋愛と、既婚者のする不倫とでは、同じようなことをしていても、その意味合いは大きく異なります。

気軽に好きなことを楽しめるのが独身。
中でも恋愛をするにたいして足枷がないというのは、かなりの利点と言えるでしょう。

メリット⑤|交友関係を広く保って人生を謳歌できる

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結婚もせず、家庭を持たないのが独身者の特徴。
これって、言ってみればいくつになっても学生時代のように、自分の家に友達を呼んで一緒に遊べたり、連れだって外に出かけることができるわけです。

独身の人にとってはごくごく当たり前のことですが、既婚者である妻帯もちの男性にとっては、これがなかなかできずに、結構フラストレーションを溜めている人も少なくないんですよね。

元来独身者には家族サービスの義務もないわけですので、同じ境遇の友人知人さえいれば、一緒に和気あいあいと気楽に遊んでいられるもの。昔となんら変わらず交友関係を広く保ったまま過ごせるというのも、ひとり身の独身でいることのメリットと言えるでしょう。

メリット⑥|大人のホビーを最大限楽しめる環境にある

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さらに独身でいる限り、自分の趣味に没頭してもあれこれと小言をいわれる心配がないのも嬉しいところ。

たとえばプラモデル作りにハマッて、部屋中に完成品やら塗料やらが散乱していても、自分の趣味に文句をいう同居人がいないというのは、自分自身の生きた心地を失わずにすみますので、意外と幸せな気分に浸れて、メリットが多いものです。

また夜更かしで、趣味のゲームをしていても自己責任の範疇ですし、真夜中に釣りに出かけても問題ありません。独身でいることとはつまり、大人のホビーを最大限楽しめる環境にある、ということかもしれませんね。

メリット⑦|独身者にとっての週末は、お酒と出会いの宝庫

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それだけではありません。独身男性には家で待っている家族もいませんので、華金では毎週、夜遅くまで飲んでいられるし、なんなら始発で帰っても誰にも咎められません。

妻帯者の常套句「嫁が怒るからそろそろ…」という、周囲のテンションを下げてしまう発言とも無縁で、好きなだけお酒を楽しめます。

他にも、お酒の場でたまたま居合わせた女性と仲良くなるとか、合コンに参加するとか、独身だからこそ出会いの幅に制限がかからないというのもメリットと言えるでしょう。

メリット⑧|既婚者の男性に比べれば、日々の焦燥感もそう多くない

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独身でいることは、ともすれば孤独や孤立を招きます。
自分がこのままで良いのかと、悩む夜もあるでしょう。

しかし、そんな悩みなんて家庭を持つ男性に比べれば、屁のようなもの。
なんせ、家のローン・子供の進学費用・義父母との折り合いなどといった、結婚生活を営む者であれば避けるのできない問題とも無縁で過ごせるのです。

第一結婚をしていなければ、離婚で揉める心配もありません。これは一見、馬鹿馬鹿しく思えるかもしれませんが、意外と重要なメリットです。既婚者に聞けばわかりますが、恋愛の延長で夫婦生活を過ごせるなんてことはまずあり得ませんし、離婚に至るときに生じるストレスは生半可なものではありません。

いい意味で変化が生じにくい、男性の独り暮らし。
余計なプレッシャーもストレスもそう多くない独身生活は、とかく気楽なものです。

そういえば、筆者が先日知り合った女性は「男の人は大抵精神年齢が小学校の低学年ぐらい。精神的に成熟しててもせいぜい小6」と言っていました。
これに対して、個人的には反論する気が湧きません。概ねそのとおりに思えるからです。
男性ってやっぱり考えの根幹は子供のままですし、それは社会人として何十年生きてきても変わりません。
中には物凄く老成して見える男性もいるにはいますが、結局そういう男性も鉄道が好きだとか、ゴジラが好きだとか、子供の頃からの“お気に入り”を捨てることが出来なかったりするものです。

それでいいんだと思います。
それを貫き通す人生は、ラクです。
そして独身でいることによって、それをより簡単に継続させることができます。

孤独は寂しいものですが、世の中、結婚したって寂しい思いをする人ばかり。
だったら無理して焦らずに、独身生活を楽しめばいいと思うのです。

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この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。