離婚したバツあり男性が「再婚」に向けてやった方がいい&覚悟しておくこと6つ!

人生100年の時代。
寿命が伸びれば、それだけ健康寿命も伸びることになりますので、結果的に恋愛や結婚のチャンスは、昔に比べて多くなっているように感じます。
その影響もあってか、いまは多少の離婚歴があっても周囲に驚かれることはなく、気を遣われることはあっても昔ほど世間の目を気にしなくて済む状況は、いい風潮に向かっていると言えるかもしれません。
実際のところ、男女共に“おひとりさま”は年々増え続けていますからね。

しかし、とはいえバツありの人が「過去の結婚で失敗を経験した」という事実は変わらないもの。
もし再婚を望むのであれば、過去の過ちにきちんと向き合ったうえで、失敗を克服しなければ、今後たとえ結婚できたとしてもいたずらにバツの数が増えるだけでしょう。

そこで今回は、離婚したバツあり男性が「再婚」に向けてやった方がいいこと、また新しい彼女と恋愛する時に覚悟しておいた方がいいことについてご紹介したいと思います。

再婚したいバツあり男性へ①|離婚の原因を特定しておくこと

image1

離婚にいたる原因は、夫婦によって様々です。
一度は愛し合って結婚したはずのカップルも、しょせん元々は無縁の繋がり。
2人の価値観や将来にたいする考え方の違いなど、交際中には見えなかった“認識のズレ”はどうしても出てきてしまうものです。

とはいえ、バツありになることを決断した理由は色々あるにせよ、いずれの場合においても多少は自分自身にも原因はあるもの。たとえば、仮に奥さん側の非が明らかな状況で離婚する場合においても、最終的にはそれを許せなかった、もしくは愛し続けられなかった自分自身の度量の足りなさなど、反省すべき点がゼロとはなかなか言えないものです。

ですので、もしこれから新しい恋に踏み出し、のちの再婚を考えているバツあり男性の方は「そもそもなぜ自分は離婚してしまったのか?」「自分のいけない点がどこだったのか?」その原因を自分の中に求めて再考することが大事でしょう。

再婚したいバツあり男性へ②|前妻との思い出はすべて処分すること

image2

また、バツありの男性が再婚に踏み出すのであれば、離婚した奥さんとの思い出の品はすべて処分するようにしましょう。
フッた彼氏や別れた男のモノを潔く捨てられる女性と違って、“捨てる理由がない”という言い訳のもと、いつまでも大事そうに保管しておく男性って多いですよね。

捨てにくい気持ちもわからなくはないですが、身近にあればふとした時に見てしまい、名残惜しさから忘れられなくなる可能性もありますし、せっかく新しい恋に向かうわけですから、交際中に撮った写真や初デートの記念で買ったモノ、誕生日プレゼントにもらったモノなど…、前妻との思い出はきれいサッパリ消しておきましょう。
新しく迎える奥さんが、少しでも気分よく暮らせるための下地作りはとても大事です。

再婚したいバツあり男性へ③|自分の財力を冷静に見極めること

image3

相手方の女性に致命的な落ち度がなく、たとえば男性側の不倫や夫からのDVが原因で離婚した場合は、その後に多額の慰謝料が発生してしまうケースも決して珍しくありません。
もしこのような経緯でバツありになったという男性は、再婚についても一旦冷静に判断すべきでしょう。

自分に明らかな非がある状況で離婚に至ったバツあり男性は、離婚にともない前妻から請求される慰謝料の金額や、あるいは2人の間に子供がいて、前妻である相手に親権を譲った場合は、別れた後ずっと支払い続ける養育費なども念頭に入れつつ、新しい家庭を円滑に営むだけの「財力」が自分にあるのかどうかを冷静に見極めるべきです。

ことの状況と場合によっては、毎月かなりの出費を背負うハメにもなりかねませんので、いったん恋愛を後回しにするか、転職や副職をするなりで収入を増やすか、いずれにせよ再婚に向けた動きは慎重に行うべきでしょう。

再婚したいバツあり男性へ④|家事ができるようになること

image4

夫婦が離婚する原因として意外と少なくないのが、男性側の家庭内への“不介入”と“無関心”です。これによって奥さんから愛想を尽かされる男性は多いもの。

また「専業主夫」や「料理男子」「イクメン」などの言葉もありますが、それはごく一部の人たちのことで、現実的な結婚生活はそう甘いものではありません。
たとえば、これまでずっと実家暮らしという男性の場合、料理・洗濯・掃除がまともにできない人もいるでしょうし、一人暮らしをしたことのある男性でも、毎食きちんと栄養バランスを考えて調理している人などかなり稀で、大半は外食かコンビニ飯のはずです。
くわえて、結婚して2人の間に子供が生まれれば、当たり前のように子育てが始まり、そんな状況で一切家事を手伝えない男性は、奥さんに離婚を突きつけられても仕方ないでしょう。

そうならないためにも、とくに家事に自信のないバツあり男性は、再婚までの間に料理・洗濯・掃除ぐらいは一通りこなせるようになっておき、新しく迎える次の奥さんの精神的な負担を減らす算段をつけておくべきです。

再婚したいバツあり男性へ⑤|再婚相手の親族に屈しないこと

image5

バツあり男性の多くは、一度バツがつくことで結婚にたいする敷居が本人的には下がるもの。そりゃぁ前妻との結婚生活を一度経験しているわけですから、慣れていて当然ですよね。
しかし、相手側の女性にバツがない場合は、その親族たちに不安がられている可能性は十分に考えられます。

ですので、もしバツあり男性が、これまで一切バツのついていない彼女と付き合い、その女性とめでたく再婚するという場合は、こういった親族たちへの配慮や接し方を慎重にしておくことも大事なポイントといえるでしょう。
「なんでわざわざ離婚歴のあるオトコと結婚なんて…」と思っているに違いない、相手方の親族の冷ややかな視線……。
その状況に耐えつつ、結婚を認めてもらえるようできることは全てやるぐらいの覚悟と気迫がないと、なかなかコトを前に進めるのは難しいかもしれません。

再婚したいバツあり男性へ⑥|連れ子がいる場合は、子供の気持ちを尊重すること

image6

再婚相手の女性、または自分自身に連れ子がいる場合は、その子供の身になって物事を考えてあげることが大切です。
基本的に、一度離婚してから再び恋愛を始めるまでは一定期間の時間が空くため、交際相手の女性と出会うタイミングにおいては、自分もしくは相手女性の子供が小学生以上になっているケースがほとんど。場合によっては、思春期ど真ん中の小学生の高学年や中学生・高校生という可能性も十分にあり得るでしょう。

新しい家庭環境へ順応するまでに、かなりの時間を要するのが子供の常ですので、くれぐれも自分勝手にさっさと再婚などはしないことです。実際このタイミングを読み違って再婚に失敗する男性が、筆者の周囲に数名いました……。

自分もしくは相手女性が子連れの状況で再婚する場合は、2人だけで決めるのではなく子供の気持ちを最大限尊重してあげましょう。

『バツありの男性が再婚する。』
現代において、これだけを見れば別に珍しくもなく割とありふれたものです。
しかし、ありふれた光景とはいえ一応のスジは通しておくに越したことはありません。
とくにバツあり男性の場合は、ただでさえ一度結婚に失敗しているわけですから、離婚歴のない人よりも家庭の維持が下手と見なされていても仕方のないことです。
そのようなハンディを重々認識したうえで、再婚に向けて動いていくことが肝要でしょう。

恋愛・デート #バツあり #再婚 #離婚 #結婚

この記事のライター
松本 ミゾレ
松本 ミゾレ
2013年よりフリーで活動開始。自宅に引きこもり原稿をこなす日々で慢性腰痛に。 趣味は怪獣フィギュア収集。 特技は猫あやしと怪獣フィギュア製作。 座右の銘は“休まず書け”で、野菜ソムリエの資格を持つ野菜嫌い。